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我が家が保育園留学®を決めた理由

キッチハイクが運営する保育園留学®に運よく当選し、家族三人、美濃で生活中。
こういった制度を利用するという事は移住を考えているのでは?と思われがちですが我々は現在住んでいる都市部から引っ越すことは考えていません。
この記事では、なぜ地方移住を検討していないのに保育園留学を利用しているのか、について綴っていきたいと思います。

理由①毎日保育園に行きたがらなかったから


子供が2歳になる年に保育園に通うようになり現在5歳。
なんと、この3年間毎朝保育園に行きたくないと言い続けている。
最初は「そのうち慣れれば・・・」なんて思っていたけど、
朝のお見送りでは必ず私の足にしがみつき、3日に1回は大泣きする始末。
先生に「あ、何して遊ぼうかぁ」なんて優しい声で話しかけられながら完全に羽交い絞めにされる子供。何とか振り切ろうと暴れる子供から逃げるように園を飛び出す、そんな毎日。
先生に何度か相談しているのだが、私の姿が見えなくなればケロッとしてお友達と楽しく遊ぶし、毎日給食はお代わりするしと、それなりに園生活を楽しんでいるらしい。
それがわかっていても、毎日グズられるのは精神的に結構きつい。
なんだか仕事をするのが悪いことをしているような気分になるし、毎夜「あと何回保育園に行ったらお休み?」と聞かれるのも心苦しいものがある。
なぜそんなに保育園が好きになれないのか聞いてみたところ
『お友達も先生も好きだけど、ルールが好きじゃないの。』
とのこと。
子供が通っている保育園は新しくできた園なので園庭がなく、1日1回近所の公園に言って外遊びする以外はずっと室内遊びだ。
エネルギーの固まりみたいな我が子は室内ではエネルギーを発散しきれず、つい走ったり飛んだり恐竜の真似をして大声で吠えたりして、よく「○○しちゃだめ!」と注意されているらしい。
外遊びも基本危ないことはしてはいけないので、遊びの種類も決まっているらしく、本当はもっとあれがしたい、これがしたいという願いが叶えられないので保育園が好きになれないとのこと。
先生方も良くしてくださるが、都市部という制限が我が子を保育園嫌いにさせてしまっていることがわかった。


保育園後に遊びたいばっかりだから


そんな様子なので保育園後は公園で1時間みっちり遊ぶか、自転車に乗ってあっちこっち移動する(通称ちゃりんぽ)に行かなければ本人の気が収まらない。
17時にお迎えに行ってそこから1時間外遊び。その後TVタイムをとってもらい、その最中に食事の用意。
19時くらいから食べ始め、食べ終わったらブロックで一緒に遊び、そこからお風呂、21時ちょいすぎくらいに就寝という毎日。
まだエネルギーが余っている日は夕飯後に再度ちゃりんぽに行くこともある。
毎日怒涛のように時間が過ぎていくし、1時間も外遊びに付き合う私としてはもう身が持たない。

【園庭や広い体育館のような施設があって、のびのびと本人の自由にさせて、そしてこのエネルギーの固まりを疲れさせてほしい!!そんな園に行きたい!!】
と願っていたところ、この保育園留学の存在を知ったのだった。

理由②テレワークの特権を活かしたかったから


夫はコロナ禍に転職。東京の会社に在宅ワーク前提で採用されている。
そのため毎日家で作業しているし、PCさえあればどこでも仕事ができる超イマドキな働き方をしている人だ。
私もヨガのインストラクター兼、在宅ワーカーとしてwebライティングや某企業のInstagramの中の人などをしているのでレッスンの代行さえ見つかればどこでも仕事ができる。
この特権を活かして暮らすように旅してみたいと常々考えていた。
憧れの小豆島に夏の間ずっと行っていたいなぁなんて去年本気で考えていたのだが、やはり問題は子供。
私たちが働いている間子供の面倒を見てくれる人がいないから旅ができないと悩んでいた。
保育園留学の話を聞いたとき、まさに我々の悩みをすべて解決してくれると興奮したのをよく覚えている。
大人が働いている間、保育園で預かってもらえる。しかも面倒な手続きなし。こりゃ最高!という事で応募したのだった。

理由③夫が『経験には投資すべし』という信念があるから

私のインド留学の時にも記事に書いたが、我が夫は『経験はどんどんすべし。そのための出費はむしろ投資なり。』という考えの持ち主。
そのため、ほぼノリで応募して当選した保育園留学に『当たったけど、どーする?』という妻に対し
【行く一択っしょ】
と気楽に返事してくれた。
さすが私以上にノリのいい夫だ。

結論:親と子供にちょうどよかったから

外で遊びまわりたい子供。旅をしながら働きたい親。
その両方の願いを叶えてくれる制度が保育園留学だった。
普段の生活と違うことは不自由に感じることも多いが、だからこそ楽しい、という事をインドで学んだ。
今、家族3人で不自由を笑い合えることに幸せを感じている。
次の記事ではまさしく田舎の弊害(!?)病院問題について綴りたいと思いますのでよろしくお願いします!



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