見出し画像

噺家さんに多い血液型 (上方落語家)


毎朝7時から、上方落語家の桂紋四郎さんと桂華紋さんが配信している
『おはよう落語』

平日朝の一番忙しい時間帯なのでなかなかオンタイムでは観ることは難しいのですが、お二人のやり取りと、チャットでのリスナーさん通しのやり取り。Twitterでの投稿など、観ていて楽しい番組です。

で、先日「噺家はB型が多い気がする」という話がありました。(血液型占いは信じない、という話をしてました)

↑(26分30秒あたりから)

確かに、プロフィールでよくB型を見かけるなぁと思っていました。
(私もB型なので目に付きやすいのかもしれません)

さて、実際はどうなのだろう?
何か傾向があるのかな?
という興味心がむくむく湧き上がってきてしまいました。
いつもの悪い癖です……。(遠い目……)


使用データ、条件

上方落語協会の上方落語家名鑑 のデータを使用しています。

以下のルールでデータを作りました。

・ご存命の噺家さん
・データがある噺家さん(脱退などされた方は含みません)
・血液型が記載されていない場合は、所属事務所、ググったりして見つかれば適用
→ 計244名分

ちなみに、江戸落語の方は協会員プロフィールページに血液型まで載っていません。地道に調べるか……?(←えっ!?)

コツコツ、コツコツ、隙間時間にデータ作りました(csvデータを)

グラフは、Googleスプレッドシートさん、お任せです。
でもExcelさんほど機能がないですねぇ。グラフ項目を多い順や並べたい順にしたかったのですが、やり方わからず……。
勉強しよ。


結果

では、結果です!!
ジャジャーン!!

上方落語協会所属噺家の血液型比率

1位 A型
2位 O型
3位 B型
4位 AB型
(244名)

おー、日本人の血液型の多い順に並びました!

なお、日本人におけるABO式血液型の割合は、おおよそA型40%、O型30%、B型20%、AB型10%といわれています。

引用:一般社団法人日本血液製剤協会 用語集より

A:B:O:AB → 4:2:3:1 の割合とのこと。
とみると、A型少なめ、B型多めになるのかな、と思います。

「家」で継いでいく伝統芸能だと、もっと偏りが出そうな気がします。


ついでに◯◯一門。どのくらい人数がいるのかもグラフにしてみました。

上方落語協会所属噺家 一門人数比率

※ 橘ノ円都一門は、ご存命の噺家さんがいませんでしたので、グラフに含まれていません。


それぞれの一門の噺家さん血液型比率を見ていきます。
※順番は上方落語家名鑑の並び順です。


笑福亭松鶴一門

笑福亭松鶴一門の血液型比率

1位 O型
2位 A型
3位 B型
4位 AB型
(62名)

日本人の血液型比率と比べると、A型が少ないのですね。


森乃福郎一門

森乃福郎一門の血液型比率

1位 A型
2位 B型
(3名)

こちらは人数が少ないので、このような結果になりました。


桂米朝一門

桂米朝一門の血液型比率

1位 A型
2位 O型
3位 B型
4位 AB型
(64名)

日本人平均に近い比率ですね。


桂文枝一門

桂文枝一門の血液型比率

1位 A型
2位 O型
3位 B型
4位 AB型
(61名)

A型は多いですが比率としては少なめ。
B型多め傾向。


桂春團治一門

桂春團治一門の血液型比率

1位 O型
2位 B型
3位 A型
4位 AB型
(24名)

ちょっとおもしろい結果です。
A型少ない!
他の一門と違いがあるかしら?


露の五郎兵衛一門

露の五郎兵衛一門の血液型比率

1位 A型
2位 B型
2位 O型
4位 AB型
(13名)

人数が少ないので偏りが出た感じですが、半数以上A型!AB型0人。


林家染丸一門

林家染丸一門の血液型比率

1位 A型
2位 O型
3位 B型
4位 AB型
(17名)

こちらは日本人平均と同じですね。バランスがいいでしょうか?


まとめ

私は統計学をしっかり学んで来たわけではないので、こちらの結果はお遊び、という感じで受け流していただければと思います。


出身地はかなり隔たりがあるな、と思いました。
関西圏が圧倒的に多い。東京は2名ほど。東北、沖縄、いませんね。

また気が向いたら、何か調べてみようかな、と思います。
お付き合い、ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?