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「がんばらない」を頑張ってしまった結果

コロナ禍でお家ごもりを満喫した結果、スピリチュアルな方法で幸せな現実を作り出すことに前以上に興味を持ってしまった。

なかでも定番の「引き寄せの法則」には影響受けまくり。
今まで聞いたこともなかった有名人の名前、バシャールやエイブラハムなど、横文字の名前が覚えられなくて外国の推理小説を断念している私でもバッチリ覚えることができるほど、何度も聞いたし目にした。

そもそも「やりたくないことはしなくていい」「ワクワクすることを選べばいい」好きなことをして、いい気分でいればいい現実が引き寄せられるのだ。

どこまでも都合がよくラクに思える「引き寄せの法則」に、なるべくラクに幸せに生きたい私が飛びつかないはずがない。
数多くの成功者も当たり前のように使いこなしているという、この法則を絶対に私もマスターしたい!

そんな想いでチャレンジし続ける日々。現実はどう変わったか?本当に使いこなせているのか?最近、自分にとって衝撃的なことが起きたので、改めて「引き寄せの法則」に基づいて自分自身を振り返ってみた。

「引き寄せの法則」は思ったことが引き寄せられて現実に起こるという、一見超都合の良い法則に思えるが、実際は恐ろしい法則だということに今更ながら気づく。

考えてもみれば、常に「起こって欲しいハッピーな状態」のことを思い続けていられる人がいるだろうか?忙しい毎日の暮らしの中で、イラッとしたり、ムカっとしたり、辛くなったり、不安になったり。。。日常で起こる様々な事柄に心を乱されず、常にポジティブな感情を保ち続けるのは難しい。

何かの都合でポジティブになることもあるが、残念ながら人間、とくに日本人は遺伝子レベルでネガティブが基本設定。狭いムラ社会の中で「これでいいのかな」「こうしたらみんなどう思うかな」となるべく繊細にネガティブさを活かせる性質を持った人しか生き残ってこられなかった。

代々受け継いだ遺伝子に加え、周りから受ける教育もネガが基本。
「自分の好きなことばかりしてたらダメになる」「もっと他人の気持ちを考えて、周りに合わせなきゃ」そんな教えをたっぶり受け続けてきた世代の私たちにとって「引き寄せの法則」は難易度が高すぎたかもしれない。

「ワクワクすることだけしていればいい」「気分の良くなることだけでいい」いくら宇宙からバシャール様がOKを出してくれても、周りの人たちはもちろん、いちばんに自分がOKを出してくれない。

私も宇宙人になったつもりで、周りの反応を見ないようにして「頑張らない」を実践してきた。それで上手くいっている「やっぱ引き寄せの法則最高!」と思ってきた。そこへ来て、最近実際に我が身に降りかかったハードな現実。

結局は自分自身がいちばん「頑張らなくて本当にいいんだろうか」と疑っていたからに違いない。
自分に起こる全てのことは、自分の思考が作り出すという厳しい法則。「自分は悪くない、悪いのは相手の考え方だ」とすぐには受け入れられない現実も、本当の意味で「引き寄せの法則」を基にじっくりと考えていく。

どんな問題も、結局は他責にせず、自分の責任として対処して行った方が、問題解決も早いしストレスも少なくて済むのだ。

今回、まだまだ未熟だと思い知らされた「引き寄せマスター」への道。
自分にとって、使いこなすのは難しいということはわかった。
でも、効果も抜群だということも実証できたのではないか?
結局のところ、使いこなすのが難しいからこそ、引き寄せマスターとして豊かに暮らしている人が少ないのだ。

実際に使いこなして毎日豊かに暮らしている人はいる。
そんな人に自分がなれないとも限らないのだ。
私は諦めない!

今度こそ「がんばらない」を頑張らないでいられるように 笑



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