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湘南で始まる!助産師×理学療法士による、新しい産後ケア

鎌倉にてmamastyle+を運営している理学療法士の安藤瑞季です^^

この度、長谷のイナムラキャビンさんのスタジオにて

逗子母乳育児相談室の田口史子さん(助産師)と共に、

私たちの長年の夢であった、助産師と理学療法士のコラボケアをスタートできることとなりました!その名も

Mama&Baby Conditioning 鎌倉

(HPもまだまだ途上。ただ今絶賛準備中です。毎日コツコツ作成中。)

オープンに向けて、進捗状況をこちらで綴っていきますので、ご興味ある方はチェックしてみてください。https://ameblo.jp/mamastyleplus



お互い、これまで各々の領域でママたちをサポートして参りました。

しかし、多くのママや赤ちゃんと関わる中で、産後ケアというのは医療の現場と同様、他職種連携が非常に重要であると痛感してきました。


産後ケアは発展途上の日本

めでたく病院や助産院で出産をしても、そこは決してゴールではありません。

あくまで、育児のスタートライン。

でも、現在の日本の産後ケアは実は海外に比べると、まだまだ発展途上です。

産後の育休制度や保育所関連は徐々に整ってきているかもしれませんが、ママの体ケアに関してはどうでしょう?

赤ちゃんのトラブルや心配事に関しては、新生児訪問やその後の予防接種、検診等で相談することが可能です。でも、ママの行き場はまだ確立されていません。

我が子の日々の成長に伴い、ママの体の回復は愚か、肩こりや腰痛・尿もれや臓器の下垂感といったトラブルに悩まされることも珍しくないのです。


国内のとある病院で出産した女性102名にアンケートを行った調査では、妊娠中からの腰痛76%、尿失禁57%、そのうち産後も症状が残存している女性は腰痛44%、尿失禁25%であった(※1)と言われています。そして、このようなトラブルは産後の理学療法が期待できるとも言われています(※2)。

たとえどんなに疲れていても、子どもは待ってくれない上に、今は産後1年弱で仕事復帰する時代。女性の社会進出・キャリアアップに伴い、初産年齢も年々上がっています。

もちろん、それは決して悪いことではありません。精神的に成熟した中で子育てをすることは、子どもにとってもメリットがあると言われています。

ただ、出産による身体的なダメージや疲労、加齢に伴うトラブルの発生率は高まっている状態であるということは、冷静に受け止め知っておくべきだと考えます。

(日本ではその知識を得る機会や教育が、まず為されていないですよね。)

また、医療の発達が進み、寿命が伸び、昔に比べると特に日本人は若々しい方が増えているように見えます。でも、多くのママを見ていて感じることは現代人は文明の発達も相まって、基礎体力が落ちているということ。これは年齢に関係なくです。

昔の女性は、畑仕事に炊事洗濯も手作業。トイレは和式(これ、特に重要)。

子どもを器用にさらし一枚でおんぶして、とにかくよく動いていました。

それがベースにあっての、出産・育児だったわけです。

勿論、昔の方々の生活に戻るべきといっている訳ではありません。

一度ここで、ご自身の今の体力面、体の状態(コンディショニング)、食生活、今後のライフプランを見つめて欲しいのです。

体と心はリンクしています。

身体的なダメージによる疲労は不安感や憂鬱感、イライラを生み出します。

その状態になる前に、きちんと正しい知識を持って、そして信頼できる専門家に相談して欲しい。それが当たり前になる世の中にしたいと本気で考えています。

妊娠・出産からママの体、赤ちゃんの体を知り尽くしている、〝助産師〟

骨・筋肉に関しての知識に加え、産前産後に特化したリハビリを医療現場でも行っている〝理学療法士〟

この2人がタッグを組んで

ここ湘南から、少しずつでもいいので、確かな情報と心からの安らぎを提供していきたいと思っております^^

これからもどうぞよろしくお願い致します!


*私がこれまで運営してきているmamastyle+のHPはこちらです♪
こちらのご予約は随時受け付けております♪
https://mamastyle.love


*新プロジェクトの進捗状況についてはこちらをご覧ください♪
https://ameblo.jp/mamastyleplus



※1.布施陽子:出産と理学療法 PTジャーナル 47:888-894,2013

※2.Vleeming A, et al:Europian guidlines for the diagnosis and treatment of pelvic girdle pain.Eur Spine J




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