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えんとつ町のプペルを2回観た。

2017年にえんとつ町のプペル光る絵本展の

開催権利を手に入れてから、3年?

ようやく、映画「えんとつ町のプペル」を観ることが出来た。

光る絵本展の主催者なら、絶賛して当然?と思った瞬間もあるけど

率直な映画の感想を書いてみようと思う。


1回目の感想「こんな感じなのね〜。」だった。

初っ端のゴミ処理場のシーンでは

「あぁ、アトラクションにするつもりなんだな、このシーン。」

って思って、ちょっと映画という世界から覚めた瞬間があった。

これは、もしかしたら、絵本をもともと知っている。

ということが要因になっているのかもしれないけど

ゴミ処理場でのこのアクションの必要性が私には感じられなかった。

ってこと。

あとは、挿入歌。

HYDEさんの曲は、音が全体的に小さいのに

アニメのシーンが流れていく所の挿入歌は、デカすぎたし

余計だな、これ。

と思う曲があった。

この辺りは、新海誠監督とRADWINPSの曲との

素晴らしコラボがあるから、あの感じを作りたいのかなぁ。

と思ったのだけど、昨日観に行ったポケモンでもあったので

映画としては、こういう作りだったっけ??とふと思った。

出来たら、歌詞が入ってない音楽で

そのシーンの持つ意味みたいなものを表現出来たら良かったよね。

と思った。


あと、お父ちゃん「ブルーノ」の語りセリフが多すぎて

ちょっと、うざい。

最後の方のシーンとかは、

もう全部、ブルーノが説明しちゃってて、なんか物足りない。

なんていうか、全部説明しないで、読み取らせる作りが

私は、もともと好きなので、ちょっと食傷気味だったかなぁ。

まぁでも、この部分については、子どもも観ることを

前提として作ってあるから、この説明の多さも仕方ないかもね?

と誰かが言っていたのを聞いて、あぁ、なるほどな。と思った。

それなら、こんだけの説明があってもおかしくないか?

いや、でも、ポケモンは、父と子のしかも、種の違う父子の関係性を

描いた映画だったけど、ここまで説明多くなかったぞ。。。。

ここは、もうちょっと省いて欲しかったな。が、やっぱり本音かな。


そして、2回目。

1回目の時よりも、音が大きいような気がしたので

映画館側が音響のレベルを変えたのかな?

それでも、HYDEさんの曲は、小さかった。

最初に、ドカンと物語に入るきっかけになる部分だけに

やっぱりちょっと気になった。

あとは、やっぱり説明が多いし、挿入歌で台無しになってる部分があって

なんともカントも。

曲選びって難しいかもしれんけど、この曲次第で

観客が、目の前で動いている主人公たちの気持ちに

どう寄り添っていくか?とか、どう感情移入していくか?が

決まってくるので、この挿入歌は、私的には、ナシだったな。


っていうことで、思っていたより感情移入できず

思ったより泣けず。って感じでした。


あぁ、でも、2月に天王洲アイルで観劇した時は

アントニオに感情移入して、泣きそうになったのに

今回は、ブルーノが「独り占めしてなるものか。」

って語った瞬間に、泣いてしまったのは、意外だった。


やっぱりね、その時の自分が置かれている状況とか

自分が向かっていく先に何があるかで

感情移入する登場人物が違うのかもなぁ。って思った。

まぁ、でも、娘たちがいるから

親目線の部分は、もれなく泣きそうになるんだがね!笑

最初の方の「チビの未来を勝手に決めるな。」

的なセリフも、「ですよね〜?」ってなって

一瞬、泣きそうになったもん。


まぁ、ということで

部分部分では、泣きそうになることもありつつ

要所要所で、興ざめする演出が入りながら

プペルの世界に没入する感じは、思ったよりない感じで観終わりました。


下の娘がまだ観てないので

あともう一回は、観にいく予定ですが、3回目

もし、感想が変わったら、またこちらに投稿することにします。


あぁ、年末年始で、あまりにも感情移入しすぎて

号泣した映画のことも書きたいのに、時間が足りないぞ!!!

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