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青えんどう(グリーンピース)のペイザンヌ。

乾燥グリーンピースで作る田舎風煮込み、ペイザンヌのレシピ。

材料:乾燥青えんどう200g
   玉ネギ 1個
   E.V.オリーブオイル
   おいしいお塩(塩の花や昆布塩などがおすすめ)
   ハーブがあれば加えても

1、青えんどうを戻す
急ぐ場合は保温力のある土鍋や鋳物の厚手の鍋にさっとお湯で洗った青えんどうと4倍の熱湯を注ぎ、蓋をして2時間。皺がなくなっていればOK。

2、1を火にかけ、沸騰したら火を止め蓋をして20分以上置く、ということを2~3度繰り返し(お豆の硬さにより変わります)やわらかくなってから小さじ一杯のお塩を加える。

3、鍋にオリーブオイルとみじん切り(約5㎜角。適当でOK)にした玉ねぎを入れ、中火にかけて蓋をして時々かきまぜる。透き通ればOK。

4、3にゆで汁を切ったお豆を加え、蓋をして15分程度煮詰める。粉吹きイモのようにホックリ仕上げたいときには完全に水分を飛ばす。トロトロぐずぐずが好きな方は若干水分を残して火を止める。ゆで汁は美味しいので取っておく。

5、出来上がり。そのまま煮込みとして食べても、お肉やお魚の付け合わせにも。

アレンジ1:ハーブマリネ
夏場は仕上げに刻んだハーブを加えて冷やして食べても美味しい。魚介と相性がよいのでサッとゆでたイカやほたて、エビとマリネにしても。ハーブはミントやタイム、バジルが相性がよいです。えんどうの独特の香りをやわらげてくれます。
アレンジ2:パスタ エ ファジョーリ
ゆで汁ですこしのばしてゆで上げたパスタを加えパスタ入りお豆のスープに。イタリアのソウルフードです。マルタリアーティ(乱切り平打ちパスタ)やメッツェマニケ(大ぶりのペンネを短くしたもの)などのペロンとしたパスタがおすすめです。
アレンジ3:カレー
お好みのスパイスやカレー粉を加えて豆カレーに。煮汁でお好みの濃度に調節します。あさりやイカなど魚介を加えても。
アレンジ4:スープ
ゆで汁も美味しいので、ゆで汁で少しずつのばしてスープに。ブレンダーで回せばグリーンピースのポタージュになります。
アレンジ5:煮込みに
ボリュームを出したいときは、一口大に切ったジャガイモを茹でて4の段階でお豆と一緒に加えて煮込むか、チキンや豚肉を焼き付けてから3の段階で炒めた玉ねぎに加え、お豆と一緒に蒸し煮にするとお豆にお肉のお出汁が沁みて極上のディナーになります。

余談:青えんどうとひよこ豆は、ゆで汁にゼラチン質が含まれるのか冷やすとふるふるのゼリー状に固まります。その2種類以外のお豆では体験したことがないので、Pea(ピー)に属するマメ科は植物性のコラーゲンが多いということなのでしょうか?その煮凝りを生かして冷やしたまま食べるサラダやマリネにゼリーをまとわせても爽やか。少し濃いめに味をつけてクリスタル状にクラッシュすればゆで鶏など淡白なおかずのゼリーがけにできます。ただし、少しでも温度が上がると液体に戻ります。


久しぶりにべにや長谷川商店さんから北海道の青えんどうが入ってきたので、ペイザンヌ(田舎風煮込み)を作りました。…あまりに美味しくってパパろばと「旨っ!」と夢中で食べました。いくらでも食べられる!
いや~~しばらく食べていなかったけれど、またしばらくブームになりそう。

ペイザンヌなんて呼ぶからこじゃれたお料理に聞こえますが、実際に作ってみると超簡単なんですよ。材料も3種のみ。玉ねぎのみじん切りを塩(今回は昆布塩を使用)とオリーブオイルで炒め、そこに柔らかくなるまで素茹でした青えんどう(乾燥)を加えて煮詰めるだけ。お豆の煮汁を少しずつ加えて蒸し煮にするのがポイントです。材料もシンプルに玉ねぎと青えんどう、塩、オリーブオイルのみ、ですからね。

トロトロに水分を残してスープのように食べるのもよし、ホックリとマッシュポテト状になるまで水分を飛ばしてもよし。今回は庭のハーブをいろいろ刻んで夏らしくさっぱり仕上げに加えましたが塩とオリーブオイルだけで十二分に美味しいです。

ホクホク煮切ったものはパンのパテにも。お向かいのベッカライさんでチャバタを買ってペイザンヌに添えればちょっとしたブランチに。シアワセ。

お豆って、ほんっとに美味しいですね。




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