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スマートグラスを着用して

新しい働き方LAB指定企画の実験を進めるべく、スマートグラスT1(Lenovo製)を実際に着用してみました。

◆実験◆

まずは電源のない状態からの試着。鼻が低いためか、メガネがずり落ちてしまいました。ずり落ちよりも大変だったのが目の両サイド、こめかみあたりの締め付けです。気圧の変化で頭痛になりやすい体質なのですが、着用するとそれに似た状態になりました。

デバイスは、モトローラ社のCタイプスマホを予定していたのですが、古い型のためか電源が入りませんでした。次に、最近購入したiPadに接続すると、何もしなくとも画面が共有されてきれいに映りました。映画館の後部座席に座っているような感覚です。
ただ、これらをテストしている時はメガネを両手でサポートしながら締め付けを緩めている状態です。私の場合、まずは締め付けを何とかしなければウェルビーイングは高まらないという結果となりました。

しばらく実験が滞っていましたが、9月に入り、同じく実験が進んでいない研究員で「これから頑張るぞ」チームが結成されました。
私は締め付けで悩んでいましたが、AR酔いで実験が進まないというかたもおられました。

同研究内で情報をいただき、『仮想空間での「VR酔い」が起きるメカニズムと、その解決法』という資料を拝見しました。その中に『VR酔いをなくすための冴えた方法は「鼻を描き込むこと」』というリンクがあり、実際の比較画像もありました。確かに全画面が動くよりも画面の一部にずっと固定された鼻の影があるほうが見やすいと感じました。
そこで、AR酔いに関しての実験としては、動く画像に見切れ部分や飾り枠など固定されたものを加えて、有る場合と無い場合を比較するとどのように感じるかという実験を次回のミーティングで提案しようと思います。締め付けに関しては、まだ進んでおらず、引き続き良い案がないか模索したいと思います。

◆まとめ◆

メガネ型という形状のため、すべての人にフィットする製品作りは難しく、購入するにあたっては、メガネを購入するときのように、視力調整や眼鏡のつる・鼻部分の調整がうけられることが望ましいと感じました。
また、チームの課題であるAR酔いに関しては、前述のとおり、画像またはメガネ自体に常時固定された部分を準備することで改善しないかを検証したいと思います。




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