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指定時間内で伝える!私が実践しているプレゼンのタイムキープ術

最近、経営者の交流会や展示会など事業プレゼンをする機会が増えているのですが。

経験を重ねるたびに「プレゼン上手」と言っていただける機会も増え、特にタイムキープについて褒められることが多くなりました。
もともとプレゼンが苦手だった私がこんなふうに言ってもらえるようになるなんて・・・。
まあプレゼン自体は置いておいて、確かにタイムキープについては自分でも意識しているし、結構いい線いってる!という自己評価も。

・20分プレゼンを19分57秒に収めた
・3分プレゼンを3分ジャストで終了

知人がジャストで終わった瞬間を撮ってくれていたw

ひょっとしたら私が実践していることが誰かのお役に立てるかもしれないと思い、ここに書き記しておこうと思います。​

準備編

原稿を書き出す

3分などの短いプレゼンテーションだと必ず書き出すようにしています。
1分間に喋ることのできる文字数がだいたい300〜400文字と言われているので、3分プレゼンであれば900〜1200文字程度。
書き出すことで「3分でこれくらいの分量を喋ることができるんだ」という感覚を掴むことができます。

ちなみに文字数計測にはWordやGoogleドキュメントの文字数カウントを使っています。

リハーサルをする

スライド作成が終わったら、実際にスライドを投影しながら喋ってみるのですが。
その際、zoomや画面収録を使ってプレゼンの様子を録画するようにしています。
撮ることで自動的に時間計測もできるので。
ちなみに原稿がない場合は、まずは時間を考えず喋ってみて、オーバーしていた場合はどこを減らすか?余った場合は何を増やすか?どこをもっと強調するか?を検討する材料にもしています。

あとは撮って見返すことで、スライドの見やすさ調整や誤字脱字の修正にも繋がるし、自分の喋り方の癖を知ることもできるので、録画リハーサルはオススメです!

スライドにできるだけアニメーションを入れない

強調したい時などついつい入れたくなるのですが。
本番でうまくアニメーションが動かない、となると焦りも出てくるし、クリックが増える分、話に集中しにくいという側面もあるので、最小限に止めるようにしています。
話に集中できるよう、焦りや注意の散漫につながりそうな要素は極力排除。

1スライド1メッセージで文字は少なく

参加者だけでなく登壇する自分自身もスライドの内容って目で追いますよね。そのときに文字数が多いと「あれ?これ話したっけ?」となってしまうこともあるので、パッと見てわかるようにすることを心がけています。
話に集中できるよう、焦りや注意の散漫につながりそうな要素は極力排除(2回目)。

実践編

手元にストップウォッチを用意

必ず見える位置に置いておくようにしています。
ここで大事なのはタイマーではなくストップウォッチ。
タイマーだと0になると鳴ってしまう可能性もあるので。
あと、スマホだと自動画面ロックになってしまうこともあるので、事前画面設定をしておくのも地味に大事だったりします(画面が消えて焦った経験が何度かあるので)。

ちなみにPowerPointの発表者ビューが使える環境であれば、それがベストではあります(経過時間も出るので)。

スライド枚数を把握&チェックポイントを決めておく

まず大前提としてスライド枚数を把握(PowerPointの発表者ツールだと現在のページ数と総ページ数が出るからわかりやすいですね)。
そしてマラソンの35キロ地点、などのように、途中区切りとなる部分をあらかじめ決めておくようにしています。

たとえば・・
3分プレゼン|スライド枚数18枚|セクションが10枚目
で切り替わる場合。
10枚目のスライドをチェックポイントにして、その時点での残り時間で巻くかそのままのペースでいくか、を決める。

そうすることで終わりになって慌てるということがなくなりました。

最後の方のスライドは2パターンを想定

思ったより早口になってしまい、時間を巻いてしまうこともあれば、話しすぎてしまって最後時間がなくなるパターンも。
どちらも想定されるので、できれば最後のスライド3枚くらいは

・長く引き伸ばせるパターン
・簡潔に語れるパターン

の2つの喋りパターンを用意しておくようにしています。
それかおまけのスライドを作っておいて、時間が余ったら話せるようにしておくということもあります。

「時間をいただいている」という意識も

話をするとついあれもこれも、と話したくなってしまうのですが。
時間を無視して話し続ける人を見て「自分勝手だな」と感じてしまったことで時間を意識するようになりました。
それだけでなく話しすぎてしまうことで他の方が話す時間が短くなってしまったり、延長になると参加者の皆さんの時間を奪ってしまうというのもありますしね。
とはいえ貧乏性で、「せっかくいただいた時間ギリギリまで使おう」と思うからこそピッタリになることが多いのですが(笑)

最後に

ちなみに今回書いたことは当たり前、と思われる方も多いかもしれません。またこの辺りについてはおそらくアナウンサーの方などプロでノウハウもたくさん持っていらっしゃるのでは?と思っていて、「もっと心がけた方がよいことあるよ!」という声もありそうですが。
あくまで、こちらは全くの素人から始めた私が試行錯誤してやってみたことの記録、ということで。

プレゼンが苦手という方のちょっとでも参考になれば幸いです。
そして私もまだまだプレゼン修行中なので、「こんなノウハウもあるよ!」というのがあればぜひ教えて欲しいです!




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