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日本人はみんな鬱

日本人はみんな鬱、だと私のブログの先生は言っていた。

私のブログの先生は見た目は仙人みたいで変わった人だけれど、「日本人はみんな鬱ですよ」という言葉に
最初は意味がわからなかったけど今はちょっとわかる気がする。

みんな何かしらの不調を抱えながら生きていて
めっちゃ元気!健康!な人なんて少ないんじゃないかと思うようになった。

私は双極性障害と闘いながら娘を育てているけれど
側から見たら私が精神疾患を抱えているとはわからないと思う。

調子が良ければ外出もできるし、笑うこともできる。
ずっとうつ状態じゃないからこそこの病気は難しい。

双極性障害とは躁状態とうつ状態を行ったり来たりする波のある病気だからこそ、躁状態の私は
ある意味、めちゃくちゃ調子のいい元気な人に見えるのだと思う。

みんな仕事をしていても、育児をしていても、介護をしていても、みんな何かしら不調を抱えながらそれでも生きているんだと思う。

だからブログの先生が言っていた「日本人はみんな鬱ですよ」って言葉もあながち間違いではないような気がする。

病院に行っていないだけで、日々落ち込み日々悩み
日々眠れない夜を送っている人もたくさんいるのだと思う。

そんなとき、どうしたらいいか
ひたすら寝て食べる。

私はこれが一番調子を良くする方法だと思う。

産後うつになったピークの頃の私は
食事もままならず、ただひたすらベッドの中で泣いていた。

でも今は薬の服用のおかげもあって
食事も取れるようになったし、心のバランスもわりかし
取れている方だと思う。

本当に辛いとき、病院に行く選択はとても大事だと思う。

あのときあのまま放置していたら、今こうして私が存在していたか分からない。

8ヶ月前の自分は、産後うつに悩み
区役所の保健師さんに泣きながら電話をした。

「もうこれ以上育児はできません」
「涙が止まりません」
「もうどうしたらいいんですか」

そんな言葉を吐きながら、保健師さんに話を聞いてもらって少しすっきりした自分もいる。

人と関わり、人と話すことはとても大事なんだと思った。

産後は特にホルモンバランスの影響もあって
涙が止まらなくなったり育児の自信をなくしたり。

そんなことも多々あると思う。

それ以外にも、仕事をしていて毎日楽しい!幸せ!って言える人ってどれくらいいるのだろうか。

居酒屋で酒を飲みながら会社の愚痴を言ったり
「明日仕事行きたくねぇ」と言いながら
そんなストレス社会と向き合いながらみんな生きているんじゃないだろうか。

だから、みんな頑張っているしみんな偉い。
全員偉いし、生きているだけではなまるなのだよ。

そんな今日のつぶやきでした。

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