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それって嫌がらせじゃないですか? ADHD夫の鈍感力が羨ましかった話


こんにちは、ママノスケです!
数ある記事の中からお立ち寄りいただきありがとうございます。

さてさて、今回は夫の鈍感力についてのお話し。

元々、他者からの印象を上回る自己肯定感の持ち主だった夫。

周りが「えっ?」と思っていても、
「そんな言い方する?」的な顔をしていても
気にしない、というか気付かない人だったのですが、
全ては「鈍感力」のおかげでした。笑

それは周りからすると「なんか変な人」という印象を持つのですが、
本人としてはとってもハッピー!なのです。

今回は、そんな「鈍感力」の高さを感じたエピソードについてのお話です!



上履きを3回も隠される小学生時代


これは、本人から「小学生時代に親によく言われてたこと」エピソードトークで聞いたお話です。

この話題が出た当時、私は夫の " ちょい残し " の癖が気になっていました。

コーヒーや紅茶、ペットボトルの飲み物類、お味噌汁などが、
指摘するほどでもないけどもう下げていいのか迷うくらいには残っている。。

これはたまたまではなくて癖だな

っと気になっていた時で、思い切って指摘してみたら夫からの返答は

「それ子供の頃からおかんに言われてた」


小さい頃からなんかい!
と、なんだかちょっとホッとしつつ
じゃあ今後も治らないじゃん!
というショックもあったこの時。笑

後々考えて、これは注意欠陥の延長だ!と思ったのですが
この時は、他に変な癖があるかもしれないから聞いておこう…
という気持ちで、「小学生時代に親によく言われてたことは?」のお題を出しました。

その時、夫がウケ狙い半分で言っていたのが

「"もう上履き買いたくない"かな」


えっ?どゆこと??
足の成長が早過ぎて何回も買わされたってこと?

とか呑気に笑っていたら、夫からの補足説明は

「1年の間に3回上履きを隠された。 しかもいつも右だけ。」


私は環境に恵まれているのか、いじめは愚かちょっとした嫌がらせなんかも周りで見聞きせず、もちろん体験もせず育ったのですが…

え、それって嫌がらせじゃないですか?
人によっては"いじめ" に感じないですか?
恨まれてるのか?とか不安になりませんか?

という疑問が頭の中を飛び交いました。笑

夫は半分ウケ狙いで言ったっぽかったのに、エピソードのパンチ力高すぎてウケない私。笑

それって嫌がらせじゃない?汗

思い切って言ってみました。
でも夫は

「そう? 隠したの誰やー!!って叫んだら終わったけど。」と。

…強い。笑
なんて高い鈍感力と強靭なハート。笑

ちなみに夫のお父さんは、
「今度は左にしてくれたら買わずに済むのになぁ」
と冗談で言っていたそうです。

親子共に強い。笑

もし息子が小学生になってそんな出来事があったら、私ならめちゃくちゃ心配します。

でもきっとこの大らかさと楽観的な感覚は、子供を不安にさせない振る舞いとして正解かもしれませんね。



自転車のタイヤが燃やされた大学生時代


何のエピソードトークでこの話になったのか覚えていないのですが、
夫の大学時代のエピソードです。

夫は生まれてから大学院まで関西にいて、就職とともに上京しました。

夫の友達も東京で働いている人も多く、今でもたまに高校時代の友達に会っているのですが、
大学時代の友達には会っている様子はなく、名前も聞いたことがありません。

大学時代の友達はいないのか?

そんな疑問から大学生時代の話になったような気がします。

その時の夫は、まるで奇妙な事件に遭遇したかのような言い方でとあるエピソードを話しました。

「友達と帰ろうとして歩いてたらボヤ騒ぎがあって。 近くに行ってみたら俺の自転車のタイヤがたまたま燃えてたんだよね!」

科学的な事はよく分かりません。
自然現象で物理的にあり得るのかもしれませんが

タイヤ自然に着火しますか?!
誰かに放火されてませんか?!
気付かず怨み買ってませんか?!
というか放火は犯罪じゃないですか?!


的な衝撃が頭を駆け巡る私。笑

私には分かる。
あなたは気付かないかもしれませんが、知らず知らずに人を怒らせたり傷つけたりしています。笑

「それ、嫌がらせじゃない?」


勇気を持って真顔で言ってみました。

でも、夫から返ってきたのは

「えーそう? たまたまだと思うけど。」

まだ「たまたま」を信じますか?
本当は薄々勘付いてませんか?
認めたくないだけじゃないですか?

とか思ったけど、夫は本気でたまたまだと思っているようでした。

…つ、強い。笑

数多くの自転車がずらりと並ぶ中、
ピンポイントで自分の自転車のタイヤだけが燃えたら、私だったら落ち込みます。笑

だって多分わざとだもの。
嫌がらせというか、犯罪だもの。

誰かにそんなに嫌な思いさせました?
と思ってしまう。

私が気にしすぎなのでしょうか?汗
夫といると、自分の感覚が一般的なのか分からなくなる。笑

でも、この鈍感力は才能だと私は思うのです!!
これは正直ちょっと羨ましい。
ちょっとどころじゃなく羨ましい。笑

私は多分HSPなので、些細なことに落ち込んだり自信をなくしたりショックを受けずに済むなんてなんて羨ましい性格!

上履きを隠されたりタイヤを燃やされるのは、些細なことではない気がしますが。笑

もっと些細なことは、きっと些細すぎて気にも止めていないんでしょう。笑

あー羨ましい!!

自分がADHDだと自覚してうつを経験してからの夫は、自己肯定感も下がってしまったので
今だったらもっと違う反応だと思うのですが…

この鈍感力は、ぜひ失わずに居てほしい!笑

人ってある程度の鈍感力があった方が、ハッピーに生きられそうですね!



最後まで読んでいただきありがとうございました。
今日が皆さまにとって幸せな1日でありたすように。

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