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春の木漏れ日が跳ね返る地面が海底だったらよかったのに

何も悪くないと言って。私は何も悪くないと言ってよ。

自分のことを正当化するのも、本当は弱いくせに気丈に振る舞うことも、悲しいと思っていても辛いと思っていてもそれを隠して笑うことにも疲れてしまった。

もしかして、まだわたしは生きなければいけないのかな

人間としての体を背負うのは私にとって酷く重責であった。大丈夫と思った次の瞬間に沈んでいる。あの主治医が言ったことが忘れられなくて腹立たしくて悲しくて薬をきちんと飲むことをやめてしまった。あんなもの、あんなものに頼らなきゃいけないわたし、バイト代が精神科の通院費に消える。身を粉にして心を殺して働いたお金で粉にした身を殺した心を治してる。ばかじゃねえのほんと。酔わないと眠れない。ばかばかばかいつから壊れてしまったの!いつから、こんなに、なってしまったのかな。もう許してくれてもいいんじゃないかな。

春の木漏れ日が跳ね返る地面が海底だったらよかったのに。あの人の笑い方が気に触る。複数人でいる時の発言順番。眠れ私、眠れよ私。全て忘れてしまいなさい。入眠という死を遂げなさい。逃げたいといいながら逃げようとしない。脳を与えられながら十分に使いこなせていない。可能性がある、可能性がある。可能性があるだって!可能性があるってことは、不可能な事が起こりうる可能性もあるということ。ネガティブは悪、男尊女卑、優生思想、『がい』の意味、世間一般での普通とされる将来のレール、学歴コンプ、もううんざりだよ考えたくないよどうしてなのみんな同じ人間じゃないの、大きくわけたふたつのグループの片方に属していただけで弱いの、どうしてだよ。どうして、どうしてなの。


目が覚めたら全てが良くなっていますように。おやすみなさい。



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