【Base Ball Bear】信者のライブ記録21/11/11(1曲だけネタバレ)

10年くらい追いかけているバンド、Base Ball Bearのライブ記録です!
1曲を除いてネタバレはしていませんが、察しのいい方はわかってしまう部分もあるかもしれませんので、ご注意ください。ネタバレの1曲はご本人がSNSにも載せているので、いいかなということで、書かせてもらいます。

概要

タイトル:Base Ball Bear TOUR DIARY KEY 
日にち :2021年11月21日(木)
場所  :中野サンプラザ

10/26に発売されたアルバムDIARY KEYのレコ発アルバムの初日であり、なおかつ!結成20周年の記念日という、めでたいめでたい日の公演に不肖ながら参加させていただきました。

開演前

開場少し前にライブ会場のある中野駅に到着しました。乗り込んだ中央線~でなく総武線で来てしまって悔しい・・・。
初めて行くライブハウスはいつも現地確認から入るのですが、中野サンプラザは中野駅目の前のランドマークなので、不要でした。
中野に降り立ったのも初めてで、ガヤガヤと住みやすさが同居してそうな街を一目で気に入りました。

軽食をとって会場へ向かいます。実はホールでBase Ball Bearを観るのはこの日が初めてです。広々した会場快適~と思いながら物販に並びます。
この日、かなりグッズが売れたようで、ほとんどのグッズが完売!5,000円以上買ったらもらえる、ロゴ入り袋もなくなる!という状況だったようで、そんなところからも観客の皆さんの熱意を感じました。私もタオル等を購入しました。

整理番号はそんなに良くないかなあと思っていたものの、さすがホールだけあって意外とよく見えそうでテンション上がりました。ステージ後方に、いつもはないオブジェがある等、勝手の違いを感じながらも着替えたりして開演を待ちます。

序盤

時間を過ぎ、XCTの歌が流れてきて、3人の登場!
ライブが貴重になってしまった2021年、まずここでグッと来てしまいます。この日が無事迎えられたこと、3人の演奏を記念すべき20周年の日に目撃できることを実感し、既に目頭が熱く・・・なる間もなく始まります。
1曲目は、やはりこの曲ですよね!という始まり。開演前はホールとライブハウスの違いに思いを馳せたりしていましたが、ライブが始まればもうBase Ball Bearの奏でる世界にグッと引き込まれていきました。

お、この流れで来て、ここからどうなる・・・という時に、20周年を彩るにふさわしいあの曲。声出せないのがつらい~と思いながらも、五感が彼らの音楽で満たされる幸せを噛みしめます。

3人の演奏はキレキレで、迷いのなさが伝わってくるというか・・・ただひたすらにかっこいいです。特に関根さんー!関根さんて公演を経るごとにカッコよくなってないでしょうか。
某曲で、ただ直立して静かに弾いてる時があったんですけど、その佇まい、クールな姿がとにかく素敵で、このままずっと見ていたい・・・!と思ってしまいました。もちろん飛び跳ねたりリズムをとる関根さんもかわいくて好きです。

MCのおもしろさも健在で、3人の中で初めて明かされる話もあったり。声を出さずたくさん笑わせてもらいました・・・が、あまりに演奏が良くて、今日はもう、いつも楽しみにしてるMC削ってでも、もっと曲聴きたい!と思うほどでした。

中盤(1曲ネタバレ)

演目は、割と素直に予想できるナンバーが続いたのですが、本編では1曲だけ、おー!この曲やるのかー!!と個人的に盛り上がった曲がありました。かなり好きな曲なので、涙腺が刺激され、集中して聴くのに必死でした。

そして、この曲、やるのかなあ、やってほしいけど、やりそうだけど、どうなるのか??という曲も披露されました!生活PRISMです。

やるとしたらアンコールの時とかかなあ、と思っていたら、曲の変わり目で唐突にvalkneeさん登場!関根さんが大役と感じていたらしい、ぎこちない前フリも無事?済み、生活PRISMを生で聴くことができました~。この曲だけは、次いつ生で聴けるのか、そもそも聴く機会はあるのかもわからないので、本当に行って良かったと思いました。
曲もいいし、valkneeさんもいい感じ・・・ですが、この曲の小出さん圧巻でした。
素人からしたらギターボーカルだけでもとてもできそうにないのに、ギターラッパーですよ!しかも完璧な!そんなことできる人がこの世に・・・いた・・・。(賞賛の意味で)何この人・・・ってなりました。
ああ良いものを見た・・・見させていただいた・・・と拝みたい気分でした。

終盤~アンコール

valkneeさんは1曲終わったらさらっとお帰りになり、そこから数曲演奏されて本編は終わりでした。本編最後も、うん、やっぱりこの曲で〆だよなあという終わり。音源でもライブでも何度も聴いているこの曲も、この日のツアーで演奏されるとまた格別ですね。本当にやさしさで包み込まれているような曲です。
私がBase Ball Bearを好きになったのはアルバム「新呼吸」がきっかけで、当時は、勝手な自分の感想として、寂しい気持ちをこんなに美しい歌にできるバンドがいるんだなと思いました。そこから入って、Base Ball Bearの曲に見え隠れする寂しさ、冷たさみたいのが結構好きになって聴くようになりましたし、今も好きです。
ですが最近は、この最後の曲のように、割とあたたかみとか優しさとかを感じる曲も多くなってきて、また新たな魅力を備えてきたなあと思っています。

そして本編終了。
実際にはもうこれで終わりでいいくらい素晴らしい公演でしたが、やってくれるならば1曲でも多く聴きたい~と念を込めながら拍手を送りますと、出てきてくれました!

そしてそこからのアンコールで!本当に誰も予想していなかったのでは!?という展開に。また違う角度からファン心を刺激されました。ありがとう・・・20年続けてくれてありがとう・・・という気持ちがさらに強まりました。

終演

アンコールも終わって完全に終演です。
この時には語彙が死んでるというか、ライブから受け取ったもの、ライブにより揺り動かされた感情が大きすぎて言葉にできないので、脳内でずっと、めちゃくちゃよかった・・・と繰り返しながら、目に焼き付けた景色を反芻しながら、としているうちに、あっという間に家にいました。

自分が20年も続けてることは生きているくらいですが、Base Ball Bearは20年走り続けて、アルバム1枚ごとに様々な挑戦をして、新しいことをしながらもいつも良い作品を届けてくれて、ライブで全国に素敵な曲を届けてくれて・・・本当に尊敬します。Base Ball Bearがいるので、自分もささやかな毎日をなんとか頑張ろうと思えます。

ありがたいのが、20年たってもまだまだやっていきますと言ってくれるところです。新作を聴いても、ライブをみても、その言葉に嘘や迷いがないなと信じることができます。これからもその背中を見ながら自分も毎日何とかやっていきたいなあと、気持ちを新たにできる公演でした。

長文を最後までお読みいただきありがとうございました。


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