【映画】ユー・ガット・メールであたたまろう

今日は古い映画レビューです。

概要

題名 ユー・ガット・メール
監督 ノーラ・エフロン
出演 トム・ハンクス、メグ・ライアンほか
公開 1998年

アムゾンプライムで見たい映画探しをしているうちに見つけました。一時期メグ・ライアンが大好きで、懐かしかったので見てみました。
小さな本屋の店主キャスリーン(メグ・ライアン)が、大手ブックチェーンの経営陣のジョー(トム・ハンクス)と、ライバルとは知らずにメールで交流を深めていく物語です。

かわいい二人

 この映画はとにかくメグ・ライアン が可愛い!という記憶がありました。見直してみてやはりメグライアンは可愛かったです。仕草の一つ一つが愛らしい感じがする女優さんで、良いなぁと思いました。特に、キャスリーンの本屋にお客さんが殺到している時にシャドーボクシングをしている姿がとっても可愛かったです。この可愛さを堪能するだけでもこの映画を見る価値はあると思います。
 しかし見直して、もう1人可愛い人がいることに気付きました。それは トム・ハンクスです。前に見たときは気づかなかったのですが、トムもとてもチャーミングな役どころだと思いました。特に好きなシーンは、キャスリーンへメールで仕事のアドバイスを する時、さあやってやるぞと言うふうに拳に息を吹きかけてキーボードをタップするシーンです。主役二人の細かい演技ひとつひとつに注目すると、どんどんでお気に入りのシーンが増えていきます。とても良い配役です。

ストーリーもなかなか良い

 二人が可愛いだけでなく、ストーリーもなかなか良いなと思いました。基本的にはキャスリンとジョーがメールを通じて距離を縮めていく話なのですが、実生活で二人はライバルで、本屋をめぐる攻防の話があるので飽きることなくテンポよく映画が進みます。特にジョーがキャスリーンの正体に気付いてから葛藤し、実世界で距離を縮めようと働きかけるところが良いなと思いました。ストーリーはそこまで難しくなく、登場人物も少なめなのでわかりやすいです。

インターネット黎明期の懐かしさ

 この映画の公開は1998年ということでインターネット黎明期です。キャスリンとジョーは メル友になります。当時は新しい設定だったのでしょうが、2020年の現在から見ると懐かしささえ感じます。メールの有無をいちいち問い合わせてチェックしなければいけないことや、家のパソコンのぶ厚さに時代を感じます。インターネット黎明期を知っている人 は、昔はそうだったなと思いながら、知らない人はとても新鮮な気持ちで、映画を見られると思います。

ニューヨークの景色が美しい

 このポイントが良いポイントに含まれるのはニューヨーク贔屓の私だけかもしれないのですが、舞台がニューヨークのウエストサイドということで、素敵なニューヨークの景色がたくさん出てきます。とても絵になります。なぜメグ・ライアンが街を歩いているだけであんなに素敵だなと思えるのでしょうか。また季節は秋から冬にかけて、ニューヨークの最も美しい季節が描かれています。実在するお店もたくさん登場します。スーパーマーケットやホットドック屋さんが舞台になっているところなど、ニューヨーカーの生活を覗き見しているようで楽しかったです。

まとめ

 久々に見返してみて、主演二人の可愛らしさが光り、ニューヨークの素敵さに浸れる王道のラブコメディで、とてもいい映画だなと思いました。寒い冬に暖かい部屋で見て、 心も体も温まりたくなるような映画です。

以上

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