祖母の告別式に参列し感じたこと

こんにちは。まゆです。

先日母方の祖母の告別式に参列してきました。

90歳で、アルツハイマー・高齢での持病もありましたが、最期はすっと自然と息を引き取ったそうです。

お別れの時に見た顔はとてもすっきりしたいい顔をしておりました。

別居でしたし、ここ数年はあまり会う事ができなかったのですが、やはり誰もに訪れる死・別れとはわかっていても、心に込み上げてくる寂しさと悲しさがありました。

でも、いい顔をして旅立っていたので「ばぁちゃんありがとう!」という気持ちに変わっています。


さて、コロナ禍でのお葬式。

高齢の祖母ということもあり、家族葬で執り行いました。

直系親族(娘家族・孫夫婦・ひ孫は連れてきたり連れてこなかったり。)のみで16名ほどでした。

我が家は夫婦2人で参列。コロナ禍でなければ子供も連れて行ったと思います。

告別式→斎場へ移動→火葬→初七日法要でした。

会食・お香典はなし。

家族葬、人数が少なく寂しい?と感じるかもしれませんが、そんな事はなく、別れの寂しさの中でも、近い身内だけでとても温かくお見送りできたと思います。

何よりも母姉妹は、祖母が認知症で自分たちの事もわかっていない中、祖母の介護を交代でしており、介護日誌ノートをつけていました。

何冊にも及ぶ書き溜めたノートは親子3人の日記になり、最期のかけがえのない深い思い出になっていたと思います。介護生活では大変なことも沢山あっただろうに、読んだ瞬間親子の絆の深さを感じました。

そのノートと写真を祖母に一緒に天へ持っていってもらっていました。

私自身は孫としてお別れと感謝を祖母にし、母が亡くなるという悲しさを抱えた私の母に自然と寄り添いに行っていました。背中をさすったり、隣にいるだけだったり。

そして、やはり火葬のボタンを押すのは胸が張り裂けそうです。今回は母姉妹が2人で大役を果たしました。

私は高校生の時に父が亡くなっているので、ここだけは辛い思い出が押し寄せてきてしまいます。

この大役は本当に辛い。でもやるべき・乗り越えるべき事なのだと思います。

本当に寂しかったのは母姉妹。だって実母との別れですから。

おごりかもしれませんが、今回参列できた私を含めた孫たちがいる事で、場の雰囲気を少し明るく温かくなっていた気がします。


生あるもの、いつか死が訪れ別れが来る。

あまり考えたくありませんが、その時に思う存分お見送り出来るよう大事な家族とは、後悔のない関わりをしていきたいと再認識できました。

全ては私個人の感想ですが。

ばぁちゃん、今までありがとう。しばらく自由にのんびり過ごしてね。字は綺麗に書くようにします^^

ありがとう!


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