行動を決める

自分の事を自分で決められる。
他者が居たら、自分の事を自分で決められないときがある。
その他者が、自分が自分の事を自分で決めることを許してくれれば決められる。許してくれない場合は、自分の事を自分で決められない。

子供は自分の事を自分で決められない。親の許しがいる。
親は自分の事を自分で決められない。子供のことが優先になるからである。
親と子の関係は密着しており、お互いがお互いのせい(おかげ)で、自分の事を自分で決められない。

一人であれば決められる。
誰の許しもいらないからだ。
そして、自分で決めたその行動の全ては『自己責任』である。

親が決めた子の行動は親の責任である。
子が決めた(親が許した)その行動は、やはり親の責任である。
子供に自己責任は存在しない。

年齢を重ねると、子供にも自己責任が発生してくる。子供が大人になると親と同じく『自己責任』となる。子供が大人になる過程でそのグラデーションが発生する。

子供を作ったのは、親が決めた自己責任の行動である。
親が親の行動を自分で決められないのも、子供の行動が親の責任になることも全部親のせい(おかげ)である。
親は自分で決めたその行動のせいで自分の行動を自分で決められなくなる。

でもきっと、親はそれでも幸せなのである。子供を育てると自分で決めたから。

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