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ポジティブループ

こんにちは、まりりです。
いよいよ夏休みも終わりというところですが、いかがお過ごしでしょうか?

次男君は長尾まさ子先生のレッスンを卒業して、早いもので半年以上経過しました。できることがドンドン増えていき、学校へは楽しそうに通えています。今までと違い、普通に通えていて、親としてはレッスンで身体の基礎ができる前とは全然違う景色を見ています。
コツコツとやってきてよかったなと思っています。




手の感覚

次男君は今、手に感覚がまだ行き届いていない様子が少しあります。
そのことで、書字が苦手だったりしています。
長尾先生のレッスンで何回も教えていただいたことですが、苦手なところは「伸びしろ」なので、伸びしろに働きかけるレッスンを自宅で行っています。手遊び、手を使うアナログゲーム、お手伝い などなど。

これらの手を使う遊びについては、実は発達ステップアップレッスンを始める前は、とても嫌がっていました。
まだ、身体の土台ができていなかったため、とても辛かったのだと思います。私は、嫌がることはさせてきませんでした。

以前は苦手な部分があると、私が落ち込んでしまい、「伸びしろ」と思うこともできず、つまづきがある部分の発達を促すアプローチがほぼほぼできていませんでした。
(反省です・・・・)

発達の順番でいくと、「中心から末端へ」ですので、良い感じで次男君の身体の発達が進んでいる様子がうかがえます。
できることが増えていることで、メンタルも安定したり、学校生活での気分の切り替えも上手にできているようです。
ポジティブループにのっている気がします。

発達の理論通りに淡々と行う

長尾先生は
「現代の子どもは、発達につまづきがおこりやすい」と言われています。
なので、「どこでつまづいているのか?」がとても大切なポイントになりますし、極端に言えば、つまづいているところがなくなると、勝手に子どもは育つのだとも言えると思います。(次男は実際、そうなっています)

レッスンを始めた時の私は
「学校から何も言われないようになるために、レッスンでなんとかしたい」という気持ちが強かったです。学校から言われる様々な「できていないこと」の根底に何があるのか?という視点はかなり欠けており、私自身の「あせり」がとても強かったように思います。
学校から何も言われないことが、ゴールだったように思います。

でも今思うことは「急がば回れ」だったと感じています。
学校で指摘されることは、いわゆる「表面的に表れている苦手」です。
もちろん「やめようね」「こうしようね」と言って一発で変わるのであれば、そんな簡単なことはありません。

表面的な苦手の奥には、様々なつまづきが隠れていたのです。
隠れていた「つまづき」がなくなると、次男は「好奇心」と共にいろんなことができるようになっていきました。そして、その変化は「発達の理論」通りに進んでいきました。

DCD(発達性協調運動障害)の本

現段階で、次男君のエクササイズの参考にさせてもらっているのは、DCDのお子さんへのアプローチとして、作業療法士の先生が書かれている本を、参考にさせてもらっています。
今は、身体アプローチに着目されている専門家の方が多いので、比較的たくさんこの手の本は見つかります。
図書館でまず、たくさん借りてみて、適した方法を見つけられるとよいのではないでしょうか。
単純に手の動きと言っても、腕なのか手首なのか、指なのかで動かす筋肉が違ってくることなどを、本で学ばせていただきました。

肩は動くけど、肘が制限がありそうだな とか
どこまではスンナリ動き、どこからがスンナリ動かないのかな?とみていきます。そして、ちょっと促せば動くところを見つけて、アプローチしていっています。


まとめ

このブログを見ていただいている方々は、長尾先生つながりの方々や、お子さんの発達についてお調べになっている方々、寄り添われている方々だと思います。長尾先生のレッスン、ブログ、ツイッターなどの情報は、とても深い内容が多く、すぐには理解につながらないことも多いかもしれませんが、その理論に裏打ちされたエクササイズによって、次男の発達は促されてきました。一日の中で数分、身体を動かすことで起きてきた変化を一人でも多くの、こういった情報を必要とされている方々にお知らせできれば幸いです。

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