ハクガン復元計画
馬とまったり
サンルームが暖かくて本を読んでいたら、この一角が一番暖かいらしく、馬も全頭揃い踏みで立ってウトウト。群れに加わった気分。
ハクガン
我が家の周りで見かけるハクガンは、実は一度、日本にほとんど渡って来なくなったのだそうだ。カナダとかから渡ってくるらしいのだが、1940年には越冬する姿が見られなくなり、その後1993年から国際共同復元計画が行われ、こうして見られるようになったそうだ(放牧地を挟んでお隣のガソリンスタンドから灯油を小型タンクローリーで庭に設置してあるタンクにいれにきてくれた方が鳥好きのようで、熱く語ってくれた)。
どうやってまた日本に渡ってくるようにしたのだろう? 復元計画って?? なんて考えていたら、昔観た実話を基にした映画「グース(Fly Away Home)」を思い出した。
いい映画だった。ジェフ・ダニエルス、好きだし。また観たいなぁと探していたら、似たような、これまた実話を基にした映画があって、思わず観てしまった。
すごく綺麗な映像で、自分も鳥の横を飛んでいるような気分! しかもカマルグ地方が拠点というか、主人公の父親の家があるところなので、最初の方に馬がちょっとだけ映る。もうここで好感度がぐんっと上がり、楽しく観た。
日本へ渡るようにするために、誰かがこんな試みをしたのかと、さらにネットを調べたが、ハクガンの場合は、マガンを使って、一緒に渡らせる作戦だったようだ。だから今もこの周辺でもマガンとハクガンは一緒なのね。