馬連
今日も雪
重たい雪が降った。午前中は結構降って、午後からは晴れ。上の写真は乗馬から帰るときに見かけた馬の親子。馬は本来、草を食べながら草原を1日に20kmも移動したりするので、仔馬が母馬を見失ったら死を意味することになりかねず、だからピッタリとくっついているのだとか。
フェブラリーステークス
今日は今年最初のGIレース。浦河産の馬が2頭(インティとテオレーマ)出走したので、馬券を買って応援しつつも、本命はカフェファラオ(見事1着!)、そしてソダシ(何たって美しいから応援。そして牝馬ながら3着!)。おかげで収支はプラスだった。
馬連
競馬をする人なら「馬連」は「うまれん」、1着と2着の馬の組み合わせを当てる馬券のことを思う。私も昨日まではそうだった。が、同じ漢字で「ばれん」とも読むこと、そしてそれがかつて小学校の図工で木版画をした時にバレンでこする、あのバレンだと知って、ちょっとした衝撃だった。
外国風
図工で「バレン」と聞いた時、どことなく外国風で頭に描いた文字は「バレン」。そこに当てはまる漢字があるとは思っていなかった。バレンはもともと中国から伝わったもので、馬の尻尾を束ねて(連ねて)たわしのようにして使ったことから「馬連」というらしいが、日本では竹の皮を使ったものに改良されて、今日に至っている。
なぜ突然バレンなのかと言えば、「浮世絵に生きる馬の風景」という本を図書館から借りて読んだからだ。
日本は蹄鉄ではなく、馬に草鞋を履かせていたことや、荷物と人を一緒に馬に乗せたり、馬の荷物を下ろす時など、色々な場面で馬が暴れないように前脚を縄で縛っていたり、浮世絵の中に当時の当たり前の風景として馬の姿が描かれていて、実に面白かった。
浮世絵は明治時代に入ってすっかり変わった風景も描いている。道路に敷かれたレールの上を2頭立てで馬が引く馬車鉄道は沢山の人を移動する手段として歓迎されて、最盛期には馬車300台、馬2000頭が新橋ー日本橋間を走っていたというから驚き。その馬たちはどこに馬房とかがあったのだろうか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?