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オオジシギ

隣の牧場には5頭の繁殖牝馬がいて、去年は全頭元気な仔馬が誕生し、毎日家から可愛い仔馬の姿を見ることができたのだが、今年出産したのは1頭のみ。この親子は家からは見えない放牧地で、上のように親子水入らずで過ごしている。

この放牧地の横を通って乗馬に行くので、よく目にはするのだが、車なのでスッと通り過ぎてしまう。今日は昼に運動がてら郵便物を投函するため、郵便局まで散歩に出て、久しぶりに仔馬の姿をゆっくり見られた。もうすぐ生後3ヶ月になる。だいぶ大きくなったなぁ。

残りの4頭のうち、実は1頭、ある日、馬運車に乗ってどこかへ行ってしまった。帰ってこなかった。これについては考えないようにしよう。

ブーメラン?

この木の影がすごく綺麗なんだけど、電柱が…
雲が泳ぐ魚みたいだ

最近はよく夕方に散歩する。日が落ちてからのひんやりした感じが好き。カッコーやツツドリなど色々な鳥の鳴き声が聞こえてくるのも良い。1種類、名前も知らないし、不思議な、最初は虫の鳴き声かと思っていた音があり、その音(鳴き声)が聞こえると、続けてブーメランが飛んでくるような音が聞こえてくる。日が落ちて暗い中での散歩で音の主の姿が見えない。ある日襲われるというか、ぶつかったりするのではないかと、ちょっと怖くなって調べたら、オオジシギという鳥だということがわかった。

オーストラリアから渡ってきて(すごい距離!1万キロ以上? 地球は丸いから地図で見る以上に長い距離だよね)夏に北海道で過ごす鳥だ。本州とかにはいないから、本当に聞いたことがなかったわけだ。ものすごい急降下をし、それはオスがメスにこんなに飛べるんだぞ、とアピールするものだそうだ。暗くてちっとも姿が見えないけど、近くにちゃんとギャラリー(メス)がいたのだろうか? まさか私にアピールしたんじゃないよね?

昼間は自宅で仕事をしているので、ついぞその姿は見たことがないが、こうして見ると案外小さい鳥で、オーストラリアと日本を行ったり来たりするパワーが一体どこに潜んでいるのだろ? 今日みたいに昼休みに散歩に出たとき、もっと目を凝らして見てみようと思う。

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