シェア
アールグレイ
2020年7月2日 10:49
つい最近の話です。稽留流産と診断され、掻爬(そうは)手術を受けてきました。その体験を綴っていきます。稽留流産と診断されて辛い思いをされている方に読んでいただけたら幸いです。まず妊娠がわかったのは生理予定日の翌日。妊活を始めて半年が経っていました。妊活がストレスになってきていた時期だったので主人に「2人で過ごす人生もありなのかな?」と言ってしまっていた時期でした。
2020年7月2日 11:12
1回目の検診(5w2d)では子宮内に正常に妊娠していることがわかりまだ赤ちゃんの姿がみえなかったため2週間後にまた予約をしました。(胎嚢の大きさ:10.2mm)次はきっと赤ちゃんが見えて心拍も確認できるだろう…そう思っていました。心拍が確認できたら両家に報告しようね、と主人とも話しました。心拍確認ができると流産の確率がグッと低くなると本で読んだからです。(15%→5%ほ
2020年7月2日 11:28
診断を受けていろいろと調べました。流産と診断されたけど無事出産した人手術を実際受けた人手術を受けるまでにしたほうがいいことネットでいろいろ調べることは良いか悪いかはわかりませんが私が調べてよかったと思ったことは「手術を受ける直前に セカンドオピニオンを受ければよかった と後悔した」とブログに書いている人を見かけたことです。主治医を疑うわけではないけれど違う専門医の
2020年7月2日 11:48
「私、もう泣かないから!」主人にそう宣言しました。泣いて赤ちゃんが生き返るわけではない。こうしている間にも、私と主人との生活は続いている。仕事もある。毎日を無駄にしてはいけない。それは私たち夫婦のところに一瞬でも来てくれた赤ちゃんのためにも…。そして「母親になりたいなら 強くなくてはいけない!!」セカンドオピニオンを受けて私は強くそう思うようになりました。辛い
2020年7月2日 12:08
手術当日。まず主治医から血液検査と感染症検査の結果が伝えられました。特に問題はなかったため最終エコー検査へ。(8w4d)赤ちゃんは生きている…そんな期待はしていませんでした。もうお別れの準備は私の中でできていたからです。主治医からは・赤ちゃんは見えない・流産確認・すでに子宮内出血が始まっているここ2、3日、軽い腹痛と赤茶色のおりものが出ていたのはそのための
2020年7月2日 12:44
手術の前処置は人によっては痛みがないようですが私は思わず「痛い!!」と言ってしまう痛みでした。主治医は説明をしながら処置をすすめてくれました。流れは下記のようです。・膣の消毒をします。 →消毒液が入っていく感じがします。・細い管を3回いれます。 →恐怖心と実際の痛みを感じ痛かったです。・脱脂綿をいれます。 →そのあたりから なぜか生理中のような痛みがきました。
2020年7月2日 13:10
「それでは、準備しましょう」2時間後に看護師さんから声を掛けられました。前処置が痛かった分ここから先は全身麻酔だからきっと大丈夫…そう考えながら手術室へ。もう怖くはありませんでした。それよりも手術前日の夜から絶飲食だったため喉はカラカラ、お腹はペコペコでした。手術台は膣エコー検診と同じものでした。検診との違いは・手足を台に固定される・点滴をしたまま・足袋を被せ
2020年7月2日 13:42
「〇〇さん!〇〇さん!」肩を叩きながら誰かが私を呼んでいます。また誰かが肩を叩きながら私を呼んでいます。「私の名前…呼ばれる…」なんとなく記憶があります。頭は覚めているようなでも実際起こっている出来事を認識できるほど覚めていなくて身体も動かない声もだせない…不思議な感覚でした。でも耳だけはハッキリ聞こえて「麻酔の量は通常だったけどね…」と不思議そうに先生が言
2020年7月2日 16:42
手術の翌日。会社には事情を説明し2日間お休みをいただきました。そして朝から産婦人科へ行き術後の経過観察をうけました。たくさんの妊婦さんが来院し駐車場では家族の方が車の中で待っていました。私はもう妊婦じゃない…少し寂しくもなりましたが同時に「またいつか授かりたい!」そのような気持ちになりました。妊娠発覚後すぐから吐き悪阻でなにも食べられず辛かったこと家事ができ