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大丈夫!行ってらっしゃい!!と言えるように

前回の記事はこちら


母子登校に苦しんでいた私
前回の記事の通り
家庭教育から見直していきました。


そうするとまず変化したのは
子供よりも私のメンタルの安定です

自分の分身のように思っていた我が子を
自分と切り離して見られるようになり

子どもを信じて任せてみる
辛いことや悲しいこと、失敗があっても
この子なら大丈夫
と思えるようになっていったことで

私自身の生活を
楽しめるようになったのです。


学校で別れる瞬間
泣いてしがみつく娘が心配でつらくて
離れがたい素ぶりを見せていた私ですが

有給がそこをつきそうになったのもあり、

大丈夫!!行ってらっしゃい!!と
どんと構えてお別れし

先生方を信じて子どもを信じて
自分のことに専念することができました。

それができたのは
当時の校長先生のおかげでもあります。

「担任の先生とお子さんが
信頼関係をくずすことがないよう
私たちが悪役になって
役割分担でやっていきます」

「学校では○○ちゃんも切り替えて頑張っていますので
心配だと思うけど、
送り出した後はお母さんも切り替えて
仕事に集中してもらって大丈夫ですよ!」

そんな言葉をかけてもらいました。

毎日つらくて泣きながら仕事に行っていたけど
この日は安堵の涙が流れていました。

だんだんと離れる時間が早くなっていき、

車で送る距離を短くしていき

冬休みの間は変わらず
「自分で決めること」
を増やしていき

2年生になって二ヶ月ほど経ったこと
家の玄関から一人で登校してくれるようになりました。

最低限の見守りで
一人でやりたいと言ったことはなるべくさせて

私との時間も大切にしつつ
友達と過ごす機会を多く与えてあげることで

世界が広がった娘は
とてもたくましく成長していきました。



ここに至るまで、とても一人の力では乗り越えることができませんでした。



たくさんの人たちが私たちに
手を差し伸べてくださり
耳をかたむけてくださり
はげましや共感や
様々な言葉を尽くしてくださいました。

改めて、親にとって子供という存在は

自分を見つめ直すチャンスを与えてくれる
世界を広げてくれる
周りに感謝する出来事に出会わせてくれる

神様みたいだと思います
(すごい考えたのにこんなありきたりの例えになっちった…)


繰り返しますが、

学校に行けないことは悪いことではありません。
たまたま我が家はこの対応でうまく行った?だけで
全ての不登校に当てはまるわけではありません。

でも、全ての不登校に悩む親御さんへ伝えたいのが

自分の生活を楽しんでください。

ということ。

様々な方法を尽くして学校へ行かせる
休みながら少しずつ通わせる
ホームスクーリングを選択する
適応指導教室やフリースクールに通わせる

様々な道がありますが

お子さんと親御さんが覚悟を決めて
その道へ進もうとしているのなら

協力してくれる人がきっといるはず。

親御さんが一人不安を抱えているより
たくさんの人に頼りながら
自分の生活を目一杯楽しんでいれば

お子さんも安心して
自分の道を進んでいけるのではないでしょうか

今苦しんでいる全ての親子が
自分の人生を楽しんでいけることを
心から願っています。


大丈夫!行ってらっしゃい!


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