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「猫、獅子になる」



今日は、俳優座劇場にて

「猫、獅子になる」を観劇しました。


舞台のセットがほぼ?動かず、

照明や音、役者の向きで転換していく演出が

とても印象的で、面白かったです。


物語は、8050問題を取り上げており、

この作品をきっかけに、

この深刻な問題について、

もっと知って考えていこうと思いました。




観劇後、

電車に乗る気分になんぞなれず

熱を冷ましながら、

六本木から渋谷まで歩く。

はじめの5分くらいはまだ涙が止まらなかった。



親と子。

家族。

誰もが自分ごとになり得る物語に

私は、自分自身と作品が凄く共鳴し

心から感動しました。



生きていて感じる、辛いや痛い、

人間の歪みに真っ向から向き合い描いていて

それに全力でぶつかっていく

登場人物と役者の皆様。



すぐそこで、

そのしんどさと向き合い生きる姿に

心が震えました。



生の舞台って

やっぱりやっぱり、

素晴らしいんだよなぁ。



役者さんって凄いよなぁ。



そんなわかっていたことを

改めて、感じたんです、今日。



この先も、

いい作品、いい役者さんに出会う度に、

何度でも感じることなんだろなぁ。




直で、肌で、

役者さんたちの生に触れて、

作品と自分が共鳴したならば、

過去の自分が少し救われたり、

明日も生きようと思えたり。




いつだって私は芸術に生かされていて。

そして芸術の力を信じ、

そこに生命を燃やしている人に、

背中を押され、励まされ、

日々、生きることができている。



そんな大切なことを再確認し、

たくさん感謝をした時間でした。




こういうことは、

巡っていくものだと信じているので、

私もまた生きて、渡していきます!





mahya.

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