「全米最優秀女子高生」の母・ボーク重子さんに聞くダイバーシティ重視のアメリカ名門校の教育、を読んで

とっても面白い記事を ご紹介いただきました。

なるほど~~と思うことが多かったので 覚書をまとめておきたいと思います。


世界では 多様性がすごく重要視されている

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この記事の中で

名門校だからといって、皆が非常に裕福な環境で、似たような考え方の子どもばかり集めては何の発展もない。ひいては国の発展に繋がらない

なんてことが書いてありました。

そっかーーー そうですよね。

世界、社会は いろいろな人の集団で

そういう異なった背景、異なった考え、異なった生活スタイルを持っている人たちと どうよりよい社会を作っていくかを考えて実行するというのが 私たちのミッションで

似たような考えの人たちと一緒にいることで 学べることは 限界があるということなんですね。

これは 私には とても新鮮な発想でした。

みんなと同じじゃなくていいんだな・・・

みんなと違うことが 認められるっていいな。


学校に入るために、事前に学力や知能を上げる必要はない

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この方が入学した名門の学校では、

先生と1対1で行われる知能テストを受ける必要がありますが、これは準備ができないテスト

があり

知能テストはあくまでもその学校が提供する教育内容をその子が生かしきれるどうかを判断する材料

なんだそうです。

つまり、日本のように「学校に入るために学力を上げる必要がない」ということですね。

よく考えてみれば、学校に入って学習をしようとしているのに、その前に一生懸命勉強をしなければいけない、って そういえば なんだか変な感じだな・・・

その学校に入って頑張る気があるかどうかを判断するために 「本当に入りたいなら、勉強して競争しなさい」というつもりなのかもしれません。

でも、受験でいい点数が取れるかどうかの戦略を学ぶだけの受験ですからね・・・

このあたりも 「あなたは あなたのままでいい」と感じられますね。

受験のための準備に耐えられて、テストのスコアアップの戦略を習得できるかどうかで 子供の価値が判断されちゃうような雰囲気の受験では 子供にってしんどいものですから。


「子ども時代は子どもらしく」

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名門学校だと、さぞかし教育熱心なのかと思いますよね。

でも 実は 私たちの想像している教育熱心、は 少し違うようです。

早くから文字の正しい綴りや計算をさせるなどの早期英才教育は一切なく、小学校3年生までは宿題もありませんでした

子供の心と体の成長を優先しているからなのでしょう。

小さいうちからの暗記などの学習は、子供のためにならないのかもしれませんね。

日本で 小さいうちから 学習塾に通わせることが すごく当たり前になってきています。

そういう学習にも メリットがあると思います。

私は 小さいうちから 頭を使ってほしい、と思ってしまうほうです。

でも それが子供らしくない、といわれたら 確かにそうだなとも思います。

たっぷり遊んで 体を動かして のびのびすることのほうが 子供の成長にはいいんでしょうね。

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そして、一番 私に響いたのは、

勉強も大事だけれど、子どもはパッションを持って好きなことに打ち込むことで、これからの人生に大切なことを学んでいくという考え

というところでした。

楽しい遊び、自由な環境で いろいろなことに挑戦することで、好きなことを見つける子供たち。

そういうことに時間を使うことで、人生に大切なことを学んでいくのかな。

学校に行って、お友達と出会い、いろいろな授業を受ける中で、好きなことを見つける子供もいるのかなと思います。

私は、学校にマーチングバンドがあり、吹奏楽があったので、その活動に参加するために学校に通っていたようなものでしたから。

私にとっては、そういう活動に出会い、関わることができる場所が学校でした。

でも、なはら姉さんのように 学校には 自分の好きなことがないとわかっている子供もいるということなのかなと考えています。

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さらに

好きなことに打ち込むからこそ、失敗しても立ち直れるし、苦手なことにも挑戦しようと思えるエネルギーが湧いてくる。パッションに従って好きなことをやるというのは、勉強の妨げになるどころか時間の使い方が上手くなり、集中力もつく

というコメントは 非常に本質をついているなあと思いました。

誰だって好きなことをやっていると、頑張れる。

好きなことを突き詰めていくことで得られることはたくさんある。

わかっているのに、子供のことになると、「やらなくちゃいけないことを優先させなさい」となってしまうものですね。

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そして 

パッションを支えることで、困難にもめげず一生懸命取り組む子どもの姿、幸せな笑顔が見られることは、親にとっても最高の幸せ

とまとめられていました。

そのために、子供と対話をすることが大事なんだということでした。



(日本では 特に)親や大人が 「子供にとって大事」と思う勉強とか 学校とか 塾とか 受験とかって

その子供に本当に必要なのか、
最適なものなのか、
そのときのその子に大事なのか

ふと立ち止まって 考えて見る必要がありそうです。






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