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こじれた友情関係から自分を守ることを学んでいる、なはら姉さん

なはら姉さんには Hちゃんという仲良しのお友達がいました。

でも Hちゃんと 今は 距離を置いています。

それは、なはら姉さんが 自分で選んだことでした。

自分を守るために。

極端なことですが、将来DVの関係に入ってしまった場合などのことを考えると、子供には自分を守れる人になってほしい。

そのためには 自分の気持ちを大事にする、そして 自分のことを守るために 助けを求めて行動する力を持つ、って大事だなと考えます。

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というのは

Hちゃんが 平気で バコンと叩く癖がある

のです。

なはら姉さんは Hちゃんと いつも楽しく遊んでいました。

お買い物に行ったり 一緒にお菓子を食べたり・・・ 本当にいつも遊んでいました。

でも なはら姉さんは Hちゃんから叩かれるのが痛くて すごくいやだったんだそうです。

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ある日 学校に行かないで 家にいたなはら姉さんが

「Hちゃんに叩かれるの すごい痛いんだよね」

と ぼそっと言い出しました。

私は 「まだ 叩かれてるんだね?」と ちょっとびっくりしました。

(実は 以前にも怪我をさせられたことがありました・・)

なはら姉さんは Hちゃんが友達だから我慢しているし いやなときは 「止めて」というけれど やっぱり Hちゃんが叩く癖が直らない・・・

Hちゃんが叩いているところをみて 他のお友達が「なはらちゃんに 叩くのを止めたほうがいいんじゃない?痛いじゃん」と指摘することもあったそうです。

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なはら姉さんは

「やっぱりすごくいやで、、、、、 友達だから我慢してきたけど もうちょっと限界だなって思ってきて・・・ ちょっと距離を置こうかなと思ってるんだよね。怒ったりとか そういうのかわいそうだけどさ・・・」

と 続けて お話をしてくれました。

仲良しのお友達だから 我慢して 怒らないでいる。
完璧な友達を求めていないけれど やっぱりいや。

という思いで とっても葛藤していたようでした。


私は 話してくれてよかったなと思いながら 自分の考えを伝えました。

・いやなら いやといったらいい
・怒る形でしか 伝わらないなら 怒ってもいい
・あまりにもいやで距離をとるというのも方法
・そうやって相手に伝えること、気がつかせることが 長い目で見て 相手のためになることもある
・Hちゃんが友達でいなくなることで 自分に友達がいなくなると不安なら ちゃんと考えよう

と伝えて 後は 本人の気持ちとタイミングで 動いたらいいとしました。

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