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オランダ人旦那の言う、日本の大人気アニメ「ティンちゃん」とは?!

国際結婚。
環境の違う場所で育った二人が一緒に住むと、思いがけない文化の違いに気づくことがあります。
それは何気ない会話でも起こります。

オランダ人旦那が、
今度高校時代のオランダ人の友達が日本に遊びに来るので、
久しぶりに会いたいんだけど、この日会ってもいい?
と私に聞いてきました。
その日はもともと予定がない日だったので、もちろん
いいよ、と私は答えました。
そのあと、旦那はその友達がどういう人なのか、
私にいろいろ教えてくれたのですが、、、

旦那 :「彼はティンちゃんが大好きなんだ。だから日本でティンちゃんのグッズを買いたいんだって」
私 : 「へ~。で、ティンちゃんて何?」
旦那 :「?????!!!!!!!!ティンちゃん知らないの??!!!」
私 : 「え、知らない。だからティンちゃんって何?」

旦那はものすごくびっくりした顔でスマホを手に取り、
”ティンちゃん”の画像を調べ始めました。

旦那 :「これだよ!ティンちゃん!」

そこに写っていたのはなんと、

私 : 「あ~クレヨンしんちゃんじゃん!!もちろん知ってるよ!」

旦那がティンちゃんと呼んでいたのはクレヨンしんちゃんでした。

私 : 「え、待ってもう一回言って!」
旦那 :「ティンちゃん!」
私 : 「うん?もう一回言って!」
旦那 :「ティンちゃん!」

旦那の言うクレヨンしんちゃんは、何度聞いても
”しんちゃん”ではなく”ティンちゃん”。

旦那 :「え、ティンちゃんだよ」

どうやらオランダでは(他の国ではどうか分かりませんが)
クレヨンしんちゃんの発音は「ティンちゃん」となっているようです。
(もしかしたら私の旦那だけかもしれないですが、、)

日本のアニメキャラクターが海外では違う名前で呼ばれていること、
例えば、
ポケットモンスターの主人公「さとし」は英語では「Ash(アッシュ。)」
(オランダでもAshと呼ばれているそう。)

またはその逆パターン
例えば、
オランダ発祥のキャラクター「ミッフィー」は
オランダでは「Nijntje(ナインチェ)」

このようなことはありますが、
「しんちゃん」と「ティンちゃん」。なんとも微妙な発音の違い。
また一つ勉強になったな。。。

このようにお互いが話していることが通じず、
話が途中で止まってしまうことは時々ありますが、
文化(?)の違いが分かるのはいつも勉強になりますし、
とても興味深いです。

ちなみにミッフィーに関しては、
旦那がオランダの呼び方、”ナインチェ”というので、
娘もすっかり”ナインチェ”と呼んでいます。
ただ日本で”ナインチェ”と言っても通じないので、
いつか娘が外でミッフィーの話を友達とすれば、
話がかみ合わなくなってしまいます。
なので"ナインチェ”にはもう一つ、”ミッフィー”っていうお名前があるんだよ、と教えていかなきゃいけないな、と思っています。

ここまで読んでいただきありがとうございました!




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