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赤ちゃんの胃腸炎 治療経過

生後10ヶ月目になってすぐに胃腸炎になってしまった我が子。

嘔吐した前々日に小児科へ10ヶ月検診を受けに行ったので、そこでもらってきたのかな?と思います。

初期症状

・朝起きた時はいつも通りすぐに遊び始めて元気そうだった。

・少し遊んだ後、離乳食を食べた。最後の方で機嫌が悪くなり始めたが完食。(初めての食材はなかった)

・いつも通りミルクを200ml作りあげたが、140ml飲み終えたところで止めた。

・その後また遊び出した。15分後くらいに機嫌が悪くなったと思ったらマーライオンのごとく吐き出した。

・泣きたいけど、オエっとなって泣けないという感じですごく辛そうだった。

・抱っこして落ち着かせていたが、頭に汗をかき始め、ウトウトしてきた。

・唇の血色がなくなってきていた。

・意識が無くなるのかと心配したが、ウトウトからぼーっと一点を集中しているような表情になり、5分くらいで回復しハイハイし始めた。

・回復はしたが、いつものヤンチャな感じはなく大人しい。しかしニコニコしてるから機嫌は良さそう。

・発熱はなし。

小児科に受診

子どもが落ち着いた後、午前診が終わる前にと慌てて準備して受診しました。

病名は言われなかったですが、経口補水液で様子を見るように言われました。

血便が出たり、嘔吐が半日止まらないようなら再受診するように言われました。

整腸剤が出るかな?と思いましたが、整腸剤って胃腸炎の時のエビデンスあまりないみたいです。

胃腸炎といえば整腸剤と思ってたので、びっくりしました。まぁ確かに整腸剤の種類はいくつかあるし、どれが合うかは人によって違うからなんとも言えないのかな?と思いました。

胃腸炎の経過

吐いたのは朝の1回だけで、その後吐くことはなかったです。1,2回少しだけ おえっ となっていましたが、吐くまでには至りませんでした。

経口補水液はメジャーなOS1を買いました。

経口補水液の与え方

子どもの体重により与える全量は変わりますが、

はじめの3〜4時間はティースプーン1杯からはじめ1〜5分おきにチビチビ飲ませる必要があります。

ただし、無理強いはいけません。嫌がるようなら時間を置いてあげてみてください。

4時間以降は、下痢または嘔吐のたびに体重5〜9kgなら60〜120ml、10〜20kgなら120〜240ml経口補水液を飲ませてください。

参加までにOS1には

乳児  体重1kg当たり 30〜50ml/日

幼児 300〜600ml/日

学童〜成人(高齢者を含む) 500〜1000mlと記載されています。

適宜増減と書いてあるのでこの量の1/2〜2倍の間で増減できます。

栄養面については、母乳またはミルクは通常通り飲ませます。

食欲があれば、離乳食は通常通りで良いようです。

体調悪い時はお粥とか消化に良いものだけしか食べてはいけないと思ってたので、制限するものがないことに驚きました。

我が子は、ミルクと経口補水液は嫌がらなかったですが、離乳食は途中で機嫌が悪くなってしまうので、いつもより少なめに食べていました。

そのためか、体重が300gくらい減ってしまいました。

下痢がなかなか治らず、完治するまでに2週間かかりました。

服用した薬

経口補水液で経過をみる予定でしたが、オムツかぶれになってしまったので、発症後3日で人参湯が処方されました。

人参湯は、胃腸の不調に効く漢方薬です。

赤ちゃんなので、1包を朝晩に分けてあげました。

はじめ少量の白湯で混ぜてスプーンであげたら嫌がったので、60mlくらいの白湯で溶かして哺乳瓶であげたら全部飲んでくれました。

※注意  : 我が子は60ml飲んでくれましたが、赤ちゃんは嫌がる可能性があるので本来、飲み切れる量に溶かすか、団子状にしてあげて水を飲ませるのが基本です。溶かすお湯の量を増やすにしても徐々に増やした方が良いです。

人参湯は5日分出ましたが、飲み切っても改善せず、オムツかぶれに使っていた亜鉛華軟膏が無くなったので再受診しました。

内服は、白虎加人参湯が4日分処方されました。

これはおしりの炎症が落ち着かないから出たのだと思います。

漢方薬を飲み切った4日後に胃腸炎とオムツかぶれ両方改善しました。

ほぼ同時に両方良くなったのでびっくりでした。

完治するまで、下痢する度に経口補水液をあげて、後はほとんど普段通り生活していましたが、 

外で遊ばせてあげられなかったので、体力が有り余ってそうでした。

胃腸炎完治まで2週間、長かったですが治って本当にホッとしました。

そういえば、うっかり子どもの食べ残しを食べてしまったけど(←絶対ダメ)、私はうつりませんでした。胃が丈夫だったのかな?

子どものケアを完璧にするためには親の感染防止は必須!ですよね。

防止しても防げないこともありますが、今回のことは反省して残り物食べる癖を直そうと思います。

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