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仕事辞めたい②

子どもの高校入試の日、子どもを試験会場に送り届けてからまた試験会場に迎えに行くまでの約6時間、シェアラウンジでひたすら本を読んでいました。カフェに6時間いるのはちょっと気が引けたので、シェアラウンジに堂々といた。そこにある本7冊読んだ。

そしたらもうガンバってる娘に申し訳ないが最高だったわけです。だいたいですね、わたしが彼女の試験中に何してようと娘の実力には何の影響もないわけですから、申し訳ないなんて思う必要がまじでないのに若干の背徳感なんなの?あなたが頑張れるように6時間滝に打たれながら呪文となえてたよ!って言ったら重くすぎてドン引きだよ。そして無意味!

それにしても、6時間も本を読めるなんて、これはもはや才能なんじゃないの?と思い始めました。わたしは最近、うすうす気づいてきたのです。GRIT!やりぬくちから!粘りづよさ!非認知能力!とかいってるけど、あんなんやりたいことだったら誰でも発揮できるんちゃうか、ということに。人には誰でも頑張れることと頑張れないことれがあり、頑張れることはやり続けられるから伸びるんであって、頑張れないことはやり続けられないから伸びないんである。ようは結局そこにどれだけ時間かけられるかどうかなんではないか。
みんながみんな時間さえあれば本を何時間でも読み続けられるわけではないのかもしれない、だとすれば、本読みつづけられるのって才能なんちゃうの!伸びしろちゃうの!高み目指せるんちゃうの!

ってなんかすごいコーフンしたんだけど、読書を生業にするのってむずかしいね?ただただ読書だもんね?書くでもなく、何かを生むでもなく、要約するわけでもなく、語れるわけでもなく、ただひたすら読み続けられるってだけだもんね?わたしがひたすら読んでる姿をライブ配信で見てもらうとかちょっと需要ないね?

ああ、せっかくみつけたのに残念です。
それにしても、なんか最近、わたしは何かやりたいことが見つかりそうな気がしている。どんなことかはまだかなりぼんやりで、それがなにかはっきり見えないんだけど、見えたらソッコー仕事をやめます。早く見えないかな。いまはまだなんか、顔は浮かんでるけど名前の出てこないあの人みたいなかんじでもどかしい。ほら、あの、あのひと、なんだっけ、イがつく、イ、イケダ?ちがう、えーと、イザワ?いやちがう、あのほら、赤いやつつけてる、そう、おとこのひと、なんだっけ、イ、イ、イ、イイヅカ?ん?イイヅカ…いやちがう、イイダ!イイダだ!ゲッターズ飯田!!この場合なら、ゲッターズ飯田の名前が出た瞬間仕事やめますってはなしです。

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