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私たちが目指す世界観について、語らせてください。

こんにちは!ママ休の代表兼管理栄養士のしきです。早いもので、今年も残りわずかとなりました。オリジナル商品化して3ヶ月足らずですが、ママの休食を使ってくださる方がとても増え、本当にありがたいです。

さて、今日はママの休食が目指す世界観(ビジョン)についてお話したいと思います。
私自身、一専門家としてヘルスケア業界に大きな課題を感じており、ヘルスケアに寄与するプロダクト・サービスへと成長していくことを目標としています。その思いが少しでも伝われば幸いです。

自然と健康が手に入るサービスを目指して

私たちは、ママの休食を、単に宅食サービスの一つとして位置付けておらず、ヘルスケアサービスの一つだと考えています。
ママの休食がヘルスケアサービスだとすれば、乗り越えなければならない壁の一つが『行動(習慣)を変えること(=行動変容)』です。

食品に含まれる栄養素は薬とは違って即効性があるものではありません。そのため、栄養管理は“続けること”が大切です。
ですが、私たちにとって健康的な行動というのは、「わかっちゃいるけどできない」のが実情。例えば、妊娠中は葉酸や鉄などの栄養素をしっかりとる必要があるとわかっていても、実際の栄養価を考えて自炊したり食事を選択できる人はそう多くないと思います。ただ野菜を増やせばいいのかというとそういうわけでもないし、何が正しいのかよくわからない、、、なんて声も耳にします。

つまり、健康的な行動を習慣にすることは、人類が未だに解決できない大きな課題なのです。

“CAN”で考える

若年女性や妊産婦の低栄養問題を解決する一手となるべく誕生したママの休食がヘルスケアサービスとして成長していくためには、この行動変容という課題を無視することはできません。
そこで、困難である行動変容を(自然と)可能にする方法として、行動経済学の分野から生まれた食領域での行動変容を可能にするためのフレームワーク「CAN」に注目しました。

Convenience(利便性)
 ・To consume(食べやすい)
 ・To pick up(手に取りやすい)
 ・To see(見やすい) など

Attractive(魅力的)
 ・Appearance(魅力的な外観)
 ・Name(魅力的な名前)
 ・Expectation(魅力的な期待) など

Normative(決まりごと化)
 ・To order(注文方法の決まりごと化)
 ・To eat(食べ方の決まりごと化) など

(出典:Slim by Design: Moving From Can’t to CAN

CAN は、利便性を意味するConvenience、魅力的にすることを意味するAttractive、決まりごとにすることを意味するNormativeの頭文字をとって名付けられています。

おいしく食べ続けていたら健康になれる

前述の情報だけでは具体性に欠けるので、ママの休食に照らし合わせて、CANフレームワークを応用した例を以下に記載します。

Convenience(利便性)
例)電子レンジでチンするだけで簡単に食べれて、しかもおいしい。
例)初回注文後、食数やプランの変更がLINEで簡単にできる。
例)LINEを使って産婦人科医・管理栄養士に健康相談ができる。

Attractive(魅力的)
例)料理の彩が鮮やかで視覚的にもおいしさを感じる。
例)紙容器でナチュラルさがあり、パッケージからも品質の良さを感じる。

Normative(決まりごと化)
例)最適な頻度で定期的に届くお弁当をチンして食べるだけ。
例)あれこれ考えずに食べているだけで栄養管理が達成できる。

このように、サービスの魅力をあらゆる方法で高め、利便性を追求し、ママ休を日常生活の一部と化すことで、意識せずとも健康的な行動が継続できる状況をつくり出すことができると考えています。

おわりに

ママの休食は、自然と健康的な行動が続くような、「おいしく食べ続けていたら健康になった」という世界の実現を目指しています。
単なる宅食サービスではなく、若年女性・妊産婦の低栄養問題、ひいては子どもの健康問題に寄与するサービスへと成長していくために、これからもおいしさとヘルシーを追求し続けます。

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