ママのわだち。

今回は、娘が私の轍(わだち)を
踏んでるね、親子だね、
困ったね、というお話です

仕事を辞めて半月ちょっと。
あっという間に過ぎた･･･
家にいる生活に少し慣れ
少し緊張感がほぐれ
少しずつ眠れるようになり
少しずつ食欲も出てきて
風邪も少しずつ良くなりつつ
次は眼の疾患が見つかって
なんていうボロボロの身体！

どこか行けば？遊べば？
飲みに行けば？？
子供達から言われるので
「いやいや無職なのに
　それは気が引けるさ･･･」
『大丈夫だよ！バイト代から
　お金出してあげるよ～』
って、娘も息子も言ってくれて
ありがたいお言葉。
こんなダメ母なのに
ちょっと休暇をもらえて
これぞ！ゴールデンウイーク！
衣替え、片付け整理をがんばって
満喫しながら、久々に我が家は
母のいる温度の家に戻ってます

辞めてしまった職場が
どうやら、私を皮切りに
退職ドミノで、すでに１０人？
次から次へと昨夜までに
辞めてしまったのではないか？
と、まだ送られてくるシフトから
想像できるんだよね･･･

こっそり辞めたはずが
ジワジワとバレ始め
「えええええ！！」
「黙って辞めて水臭い！！」
ありがたい連絡を
いただいているけど

私の存在なんて
代わりはいくらでもいるんでね
ただ、厨房とスタッフの
実は中心柱だった私が抜けて
音を立てて崩れだし
チーム小娘とマサル軍団しか
残らない方向性を感じてるわ(笑)
こりゃマネージャーが
ピリピリしてんだろうな～
知ぃ～らないっ！！

さて。先日、夜遅くに
娘が元気に帰ってきて
「ママ寝ちゃうの？
　いいじゃん休みなんだから」
と、言うので
お話にお付き合いしたら

今夜はパワフルだなぁ～
よくしゃべるなぁ～
と、思っていたら
ちょいとストレス溜めて
テンション高めの発散トークを
繰り広げていてね

友達から
「大学マジメに行ってんだ？」
と、よく言われるそうで
なんやねん！行ってるわ！
普通やろ！
自分で学費払っとんねん！！

彼氏の友達が彼氏へ
「お前、あの子（娘）
　気をつけたほうがいいョ…」
は？なにが？？どないやねん！
何様のつもりや！！

どちらかと言えばパパ似の娘。
でも育ての親は私なので
雰囲気、声は当然、母子。

外見の雰囲気から
ちょっと派手に見えるので
何もしていないのに
ただ、そこにいただけで
相手に抱かれる印象が
なぜかあまり良くない
でも勝手に思われてるだけで
こちらは何もしてないんだけどね

ましてや、男好き？遊んでる？？
どうしたらそう思えるんだ！
あるわきゃねぇ～だろ！！

次から次へと娘は
いろんなことを話し出し
どう聞いていても
若い頃の私と話してるとしか
思えなくて
「私の轍を踏み倒してる！！」
ビックリするほど
盛り上がってしまったのです

学校でも会社でも
ちょっと先生や上司と話せば
“可愛がられていいよね”
これっぽっちも
可愛がられてなかったです！
マジメに、普通に、
特別な会話なんかせず
挨拶しただけなんですけど？
余計なこと言われて
気分悪くなるのがイヤだから
ますます先生や上司とは
話さなくなっていった･･･
なつかしい･･･

この手のエピソードは
山ほどある！
おかげで、すっかり
肩をすぼめて存在感を消す、
できる限り目立たないように、
そんな生活を当たり前に
こんなクソババアになるまで
やってきちゃったもんだから
肩が前に、背中が丸くなった

世の中、キレイな人や
目立つ人、派手な人なんて
た～くさんいるので
私なんて目立ちませんよ！
娘だってそう。
どこが目立つんだろうね？
なのに、なんでそんなことを
言われなきゃなんねぇ～んだ！

まさか娘が
そんな若かりし私の轍を
踏み出していたとは
改めてビックリ。
腹立つ話はどうでもよくて

何がうれしかったって
若い頃の私と話している
あの不思議～な感覚。
決して良い話じゃないけど
自分の轍がつながってるような
人生の答え合わせみたいな
親子って面白い！と
そう思えたわ

ママの人生は紆余曲折、
人生いろいろだから
本気で追いかけちゃいけないけど
いつかもし娘が
これを読む時が来たら
わかると思う！
『轍を踏み直せ！！』
ママからのメッセージです～