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他人の体験は面白いけれど、アドバイスは聞かなくていい

最近Instagramとnoteをよく見ている。
その中で思ったこと。

他人の体験は面白いけれど、アドバイスは聞かなくていい

私は人の体験談を聞くのが好きだし、幼少期の成長過程を知ることにすごく興味がある。どんな出来事をどう捉えて今の人となりになったのか、その端を垣間見れる話は実に面白い。そのためnoteでも自己理解のために自己分析をしている人の記事や、自分のナカミを吐露している人の記事を好んでよむ。インスタにも同じような傾向が表れて、Xを引用した文字メインの投稿や、本や偉人の言葉を引用した格言に近いものなんかがよくおススメにでてくる。

最近は時間を持て余しているので、以前よりもこれらの情報を見る機会が増えた。その時間に比例して、自分が不安定になる時間が増えていることに気づいた。

特にインスタの投稿では、強いアドバイスの形がおおい。
恋愛の投稿なんかは顕著だと思うが、
「溺愛される女になるには〇〇しろ」だとか「男の本音」だとか。
また心を軽くするような言葉をつづったものでも
「自分の考えをおしつけないこと」「〇〇の精神で生きろ」みたいな
noteにも似たような題名の記事が散見されるし、インスタほどストレートでなくとも内容には経験からのアドバイスがかかれてあることも多い。

綴られていること自体は多くの人に当てはまることかもしれないし、その人の体験で腑に落ちたことなのだろうから周りに伝えたくて書いているのだと思う。

けれど、あまりにもアドバイスの波にのまれすぎると自分の方向性があやふやになった。

世の中には、アドバイスに沿った単調な問題はないように感じる。

恋愛で言えば、
いろんな人を見て経験を積んだほうがよりいいひとに出会える。
若いうちに遊んでおいたほうがいい。
なんてよく言われるが、私の友達には初めて付き合った人とそのまま結婚して周りからも愛される本当に素敵な夫婦になっている友達がいる。

仕事でいえば、
3年は続けたほうがいい。
成功するためには下積みが必要。
なんて固定概念があるが、新卒から4年間で3回転職し、今が一番いい仕事につけていると生き生きしている友達がいる。

世の中の常識は時代の流れによってかわる。それに、自分の持っている固定観念が本当に正しいとは限らない。それと同時に、ほかの人が経験して得たものが正しいとも限らない。「世の中で唯一不変な事ことは、この世に不変なものはないということ」という言葉が的を得ていると思う。

結局は、周りの観念を受け取る心の余裕をもちながら、自分の軸を自分で決めることが重要なのだ。最近は溺れるほどの情報が世の中にあふれている。そのなかをどう泳いでいくか。自分に説いていきたい。

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