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スタッフを募集しております。

現在、池袋ジェイズ・バーではスタッフを募集しています。

時給:1,250円
出勤日:毎週2日以上出勤可能な方
出勤時間:12時から24時まで(6〜8時間/日)
交通費:支給
履歴書:不要

内容について、もう少し丁寧に説明します。

まずは店内の掃除から始まり、開店準備を整えられるようになって下さい。そして、京子ちゃんがお休みの日に、蓮村が出勤するまでの数時間1人で店番ができるようになればそれが1つ目のゴールです。

あなたの成長に合わせて、次のゴール、その次のゴールを設定していきます。もちろん、それらをクリアするごとに給料は上がります。

未経験であることは全く問題ありません。むしろ、経験のなさを謙虚に受け止めていただける方を尊重しますし、不遜な経験者なら希望しません。池袋ジェイズ・バーで働くことを楽しんでください。

もうひとつ条件を追加するなら「ウイスキーに興味がある人」。
興味があれば結構で、必ずしも「知識」は必要ありません。

入荷したすべてのウイスキーはスタッフ全員で試飲しますから、少しづつ着実に経験値は上がります。あなたが楽しく働くなら、やがて「知識」は身につくでしょう。

もちろん、独立志向のある方も大歓迎。

そんな方に池袋ジェイズ・バーは多くの学びのある職場となるでしょう。また、経営者としての日々の業務、蓮村の経営方針・理念など役立てて頂ければ嬉しく思います。

①蒸留所の名前を3つ以上知っている。
②ウイスキーをストレートで飲んで「美味しい!」と思ったことがある。
③ウイスキーについて、誰かと気軽にお喋りがしたいと思っている。

以上、3つの質問にすべて「Yes」と答えられるならあなたも有資格者です。

今回はアルバイトの募集ですが、長く働く気持ちのある方を募集します。勤務日・勤務時間などには、できる限り希望に寄り添いますが、週に5日以上勤務できるならさらに待遇は改善されます。

即戦力として「今すぐ売上を上げてもらうこと」を僕はまったく期待していません。当然ですが、あなたより優秀なバーテンダーはいくらでもいるでしょう。

大切にして欲しいのは、ウイスキーに詳しくなることより、お客さんに関心を寄せること。初めて出会う人ばかりでしょうから、警戒心を抱くのは不思議なことではありませんが、お客さんを怖がらないこと。

お客さんが店に入って来たら「いらっしゃいませ」と言って、一旦落ち着いて考えて下さい。「この人は何をしにここへ来たのだろう?」と。その答えを形にして提供するのがサービスなのです。

そのサービスに価値は生まれ、その対価として僕らはお金をいただいています。それは、30年以上もこの仕事を続けて来た僕が今でもやっていること。

お客さんはみんな、目的を持って店にやって来ます。確かに、牛丼が食べたくてやって来る人はいないし、カラオケを歌いたい人も来ないし、当然だけれど、僕らには肩こりは治せない。

だから結局のところ、似たような目的を持ってジェイズ・バーに来るけれど、それらのひとつひとつは、ちょっとづつ違う。その「ちょっとづつの違い」に注目できない人に良いサービスは提供できない。

僕はそう考えています。

僕の考え方を理解できない人はいるだろうし、納得できない人もいるでしょう。だけど、「反論するなら対案を出せ」というのが僕のやり方なので、あなたに対案が生まれることは素晴らしいことでもあります。

あなたにやりたいこと(つまり対案)が生まれたら、その結果、僕らは袂を分つことになるかもしれませんが、そのこと自体は不幸ではありません。ジェイズ・バーでのあなたのキャリアが価値のあるものであることを願うばかりです。

僕は「人が働く」ということを次のように考えています。

作業 < 仕事 < 商売 < 経済

どんな人もその始まりは、目の前の作業から。自分の役割を理解し、全体がどのように機能しているかを理解できるようになることが仕事。ヒト・モノ・カネ、そのリソースの配分を考えながら利益を上げられるようになることが商売。

作業というのはとても具体的なことです。仕事 → 商売 → 経済とより大枠で物事を考えられるようになる。ひとつの視点・切り口に執着せず、軽やかに抽象度を上げて考えられるようになることもまた成長。

されど、「神は細部に宿る」。
僕の好きな言葉です。

ですから、世の中の経済状況や動きやその流れ、自分たちの商売が全体の中でどのような存在なのか、どのように社会貢献できているかを考え続けていくことを大切に考えます。

さて、あなたのジェイズ・バーでの第一歩は「作業」から始まります。それはとても具体的なことですが、やがてあなたが、立派な仕事人、商売人になってくれることを僕は望みます。

そして、繰り返しになりますが、あなたの中で対案が生まれ、それがジェイズ・バーにいてはできないことであるなら、僕とあなたの師弟関係はそのままに、僕はあなたを祝福して送り出したいと思うのです。

ちょっと長くなりましたが、僕はそんな人と一緒に働きたいと考えています。

さて、最後にひと言だけ。

僕は「褒めて育てる」という人材育成法を採用しません。もちろん、感謝の言葉を忘れないよう心がけています。驚きと共に賞賛の声を上げることもあります。だけど、「褒めないと育たない人」というのはしばしば、褒めてくれる人の精神的奴隷になってしまいます。

池袋ジェイズ・バーは命令通りに動く奴隷の労働力を必要としていません。目の前の具体的な作業から始まり、将来は自分の頭考え意思決定ができるような人に育てるのが僕の仕事です。

毎日の営業は「ライブ」のようなもの。同じ演者が集まっても、舞台や小道具やゲストの違いで、その中身は同じものになりません。その空間と時間の中を軽やかに振る舞えるようになることがあなたの少し先の目標です。

もうひとつ(笑)。

「今を生きる」という態度はとても大切ですが、それだけだと「場当たり的」になってしまうこともあります。そうならないために必要なことが「目標」なのだと思います。

気軽にご連絡をいただければと思います。
履歴書などは必要ありません。
お話を聴かせて下さい。

「募集期間はいつまでですか?」と聞かれれば、
「良い人に出会うまで」と答えます。

ご連絡はお電話で結構です。
0339848773

忙しい時は電話対応が難しいこともございます。
TwitterのDMでご連絡いただけると助かります。

よろしくお願いします。

池袋ジェイズ・バー
店主 蓮村

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