コロナ禍で感じる「何もしない」の大切さ#17
おはようございます、マリエです。
最近グッと寒くなり、家の中でヌクヌクと過ごすのが好きなマリエです。
私の仕事は1人でやってる個人サロンなので、口コミでご紹介頂いたお客様が大半ですが、それでも一人と向き合う時間が長いのもあり、仕事終わった後は夕方でも関係なく寝たい時に寝てます笑
昼寝がほぼ本気寝です笑
普通に会社員の方からすれば贅沢な暮らしをしていますが、予約や用事が重なると刺激を受けすぎて興奮するのか眠れなくなる事も多いです。
HSP(ハイリーセンシティブパーソン)の方は刺激に敏感で、その反動で子供の頃から学校に帰って来るとすぐ寝てたり、休みの日ひたすら寝てるというお話をよく聞きます。
それと同時に、不眠のお話をご相談頂くことがよくありました。
HSPは自律神経や脳神経と深く関わりがあるのではないかという説はよく聞きますが、刺激に敏感であるというのは脳神経が興奮状態であると言い換える事も出来るのと、
海外の文献でストレス状態からリラックスの脳波に戻るまでに時間がかかる傾向がHSPの人にあるというのも見ました。
後は、ショッキングな映像などを見た時も、終わった後その事についてすぐ忘れられず、
HSPではない人に比べてHSPの方は視覚的情報について長く記憶に残っているそうです。
これらが下記のエレイン・アーロン博士が提示するHSPの特徴、DOES(ダズ)に繋がって来るのだと思います。
・物事を深く考える
・刺激を受けやすい
・共感性が高く
・あらゆることに察知する
HSPは元々、生き抜くために生まれた生存能力であり、刺激を感じる五感が100-1000倍程違うのではないかと言ってる方もいました。
サバンナで例えると、シマウマの群れがライオンに襲われそうになった時、襲われそうになる気配、立ち上がる足音をシマウマの群れの15-20%が敏感にキャッチし、群れ全体の生き抜く確率が上がるのです。
なので、HSPの人は刺激を人からも敏感に受けるので、一人でいる事が大切だと私もよく話しますが、人が気づかない事を早く察知したり、アイデア力や危機管理能力を発揮することで助かるなど、集団においても敏感さが活かされる事もあり、敏感さは悪い事だけではありません。
ただ、現代の人の1日に受け取る情報量が江戸時代の人の1年分
と言われてるくらい生きてるだけで情報という名の刺激を常に受けているので、現代の人は疲労蓄積を常に感じているという記事を読んだことがあります。
先程書いた様にHSPの人を非HSPの人に比べて刺激の敏感さが100-1000倍受け取ってると考えた時、
江戸時代の人の100年分を1日で受け取ってるのかと考えたらどう思いますでしょうか笑
レビテンスのない話ではあるのですが、仮説して考えると物凄い刺激量を受け取ってる事になりますよね。
では、刺激に疲れにくくなるにはどうしたらいいか?
情報を自らコントロールする事が大切です。
これはHSPの方じゃなくても、現代社会では大事なことだと思いますが、特に刺激を受けやすいHSPの方には日頃から意識する事が大事です。
今だと、スマホだけで膨大な情報を受け取ることが出来ます。
それにより便利なことがたくさん増えましたが、
便利を感じるとその差で不便を感じていくモノです。
贅沢は敵などいいますが、
角度を変えれば全てが正義になるし、その反対もあると感じてます。
なので、自分の糧となれば毒になることもあります。
だからこそ、自分で取捨選択することがとても大事です。
個人的に感じたことですが、日本語学校の教師としてスリランカに半年住んでいた時に
世の中の情報って無理やり入れる必要ないなと思いました。
テレビやネットの情報って何が正しいのか分からないし、さっき書いた様に角度を変えたらその人にとってはそれが正義なので、そもそも正解がない。
自然に囲まれてのんびり暮らしてる彼らを見たときに、よっぽど人間らしいなと感じた自分がいました。
極論ですが、HSPの人はシャットダウンできるだけした方が体調が良くなる方が多いのではないかと感じます。
多分シャットダウンしようとしても情報をキャッチしてしまうので、それくらいでむしろちょうど良い。
たくさん眠れてるうちは大事なケア、充電中だと思うのですが、眠れないとなって来ると自律神経が乱れてるサインかもしれません。
それが続いてしまうと気づいた時には心身共に壊れてしまう事もあります。
ある意味このコロナ禍は一人でいる事が推薦されているので、心身共に楽になった方もたくさんいらっしゃると思います。
「何にもしない」というのは現代人、HSPの人にとって一番大事なことなのかもしれません。
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