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深夜の出会いから○○年。

お読みいただきありがとうございます♪

さて、今回は気分的にプロレス話を。

(画像は2016年9月。戸澤陽選手がドラゲーを卒業して海外へ行くと表明した大会。)

えっと、かなりマニアックネタになりますので…プロレスに興味ない方やマニアックネタはちょっと…な方は戻るを押していただいて…。

最近では【プ女子】という言葉もできて、プロレス好きな女性も増えてきましたが、私がプロレスに興味を持ったきっかけは1999年。

それまではプロレスを全く観たことがなく、馬場さんや猪木さんくらいしかお名前がわからなかったマリコさん。

プロレスとの運命的な出会いはある日突然深夜に訪れます。

1999年6月。当時、確か関西圏では日曜日に新日本プロレスが夜中に放送され、月曜日の深夜に全日本プロレスの放送がありました。

マリコさんはまだ10代。

深夜に目が覚めてTVをつけたらこのシーンが映っていました。

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画像はサイトからお借りしました。

後藤達俊選手と小原道由選手の【狂犬タッグ】

ベルトを持った怖そうな男の人2人が、控室に入った瞬間、後ろから大勢の選手が怒って控室に入ろうとしていて乱闘。罵倒しあって、2人は怒っている選手お構いないに【おめでとう】と言いながら缶ビールで乾杯してる。

………うん、どういうこと??とマリコさんの眠気は一気に覚めて(笑)しばし放心状態。

わかんないけど、ベルト獲っておめでたいのに何でこんなにも乱闘しとるんや?と。。。

それで次の日、本屋に行き【週刊プロレス】というものを初めて読みます。

今みたいに動画もなければ、検索もない時代。

すぐに検索して調べれない分、週刊プロレスと週刊ゴングで、あの時の状況を確認。

そして、この2人がヒール選手であることを知り

【だからあんなわかりやすく悪だったのか】と分かった頃にはすっかりマリコさんは小原選手のファンになっていて、その後【初めて好きになった選手は誰?】と聞かれて小原選手のお名前出すたびにみんなに【え?】と聞き返されるという経験をするのですが(笑)ヒールって悪役レスラー。

思いっきり悪そうで、しかも楽しそうにリング上暴れてる。そこになんか当時の私には魅力的に見えたんですね。

アンパンマンでも、ヒール役のバイキンマンがいるからアンパンマンの魅力が引き出され、アンパンマンもバイキンマンどちらもどちらなりに正義と信じるものがある。

プロレスも同じで、ヒール選手がいて【なんてやつだ】とヒーローが闘う。その構図に観てる私達は魅せられる。

その魅せるキーマンのヒール選手が悪いければ悪いほど試合を見ていて興奮する。

それだけじゃなく、ヒーローが実は裏切ってヒールになったり、当時は特にストーリー展開が早かったので、ヒールが改心してベビー選手になったり、リングでの闘い以外でも人間臭い部分がたっぷりだった。

新日本プロレスは2000年以降、暗黒時代と言われた低迷期を何年か迎えますが、その低迷期を今の人気に上げていった選手たちの努力とかも含めて、【プロレスとは人生そのもの】やなと感じます。

あ、【プロレスとは人生そのもの】って言ったら大体引かれるので【プロレスとはロマンだ♡】止まりに表現してますが(笑)

頑張っても頑張ってもうまくいかず、なかなか勝てずにブーイング浴びて、それでも腐らず試行錯誤して自分の色を出せるようになった選手を見ると応援に力が入るし、真壁選手とか内藤選手がそうだったりしますが、内藤選手に関しては未だに私は内藤選手が大阪の試合で勝つと泣きそうになるくらい、大阪のファンからブーイング浴びてましたから、勝って【トランキーーロ!!】って言い出した時、自分が勝ったかのように嬉しかったり、現実の自分の状況によっても力の入り方が変わったり感情移入しやすい分、プロレスを観て元気をもらえるんだと思います。

私の傾向としてはブーイングされてる選手に惹かれるみたいで、小原選手もそうでしたし、棚橋選手の愛してますをいう前だったり、ドラゲー時代の鷹木選手もそうですし、ブーイング量が多いほど魅力を感じます。

鷹木選手に関しては、ドラゲーではブーイングだったあの我が道を行くスタイルが新日では、うまくマッチして素敵さが増し増しで、移籍して良かったなと個人的に思っています。(おかんか、笑)

ザッと読み返して、私はプ女子なんてかわいいものではないなと思いますが、私みたいにヒールに惹かれてプロレス好きになる人もいれば、ヒーローのカッコ良さに惹かれてプロレス好きになる人もいて、どんな入り方でも楽しめるので、これもまたプロレスの魅力の一つだったりしますよね。

だいぶん言われたんです、小原選手が初めて好きになった選手だと話したらみんなに(笑)でも、私の中ではヒーローだった。そして小原選手のファンにあの時なってなかったら、こうしてプロレスの楽しさを知ることなく、今もいたかもしれない。今こうしてハツラツおじさんを応援できてるのも小原選手のおかげです♡感謝。

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