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細かい仕様を広めたい#7 2022/04/05アップデートVer10.4で追加されたカードの挙動編

皆様こんにちは。新年度が始まり、グウェント君にも新しいカード達との出会いがやってきました。今回はそんな新カード達のお話です。特筆するようなことがないカードは省いています。

このカードの効果どうなってるの?ってのがあれば言ってくだされば検証し追記しますので遠慮なくどうぞ。


ニュートラル

《エアロンダイト》

【残響】
敵軍ユニット1体に0ダメージを与え、超過分のダメージ量に等しいブーストを自軍最低戦力値ユニット1体に与える。
自軍ターン終了時、対戦相手よりもあなたのポイントが高い場合、ダメージ量を1増やす(場所不問)

同点の場合能力が成長しない。「支配」の仕様とは違うため注意が必要。1ポイントでも上回っていないとダメージが増えない。

《フランチェスカ》で《エアロンダイト》を生成した場合、どれだけ能力が成長していても生成されるのは0ダメージ。


《黄金のネッカー》

配備:自軍デッキに構築コスト10以上のカードが最初から組み込まれていない場合、自軍デッキの一番上のユニット、スペシャルカード、アーティファクトをそれぞれプレイする。

《シリ:ノヴァ》デッキ強化ですね。1枚で3プレイできるとんでもカード。

もちろん3種類のうち1,2種類しか残って無くてもその分はプレイできるので安心してください。

《深淵の書》

勇躍
命令:自軍デッキからスペシャルカード1枚をプレイし、反対列に移動する。反対列に空きがない場合、自身を破壊する。
クールダウン:1)
ターン終了時にクールダウン中でない場合、自身を破壊する。

コストの安い《千の国のおとぎ話》のようなカードでデッキ内のスペシャルをなんでもサーチできます。
ただし使用すると相手陣に移動するので相手は1ターン2プレイをできることになるので不利な状況に陥るかも。
もちろん戻ってくれば次は自分が1ターン2プレイですが。

あまりに使いすぎるとセルフミルにもなり得るので注意が必要。ニルフガードから飛んできた場合も注意。ミルがセルフミルさせようとしてるかも?

ちなみに自陣にアーティファクトが無い状態で《深淵の書》で《熊化》をサーチすると熊化を使用する前に《深淵の書》が相手陣に移動するために相手陣の《深淵の書》に熊化を打つ羽目になるので注意。


《禁忌の知識の瓶》

勇躍
命令:自軍ユニット1体に4ブーストと活力(4ターン)を与える。
ゲーム開始時に両プレイヤーのデッキにこのカードがある場合、無作為に選んだ自陣列に自身を召喚して変身する。

禁忌の知識の瓶:開封

勇躍
命令:敵軍デッキに最初から組み込まれている全カードを見る。
クールダウン:1)

相手がデッキに入れて無ければ4コス8点のカードとして使えるし、活力を無視しても自陣にいつでも使える4ブーストの命令だと考えても強い。
命令カードとか守りやすい。

変身した《開封》の方の能力ですが、毎ターン相手のデッキ・・「手札を含めたデッキ内の全構成を見ることができる」というものです。
(もちろんどのカードが手札に来ているかはわかりませんが。)


《謎の細工箱》


不忠
配備:反対列に《ランプのジン》(但し戦力値は7とする)1体を生成し、自軍手札からカード1枚を選ぶ。
熱狂(2):代わりに反対列に《ランプのジン》(但し戦力値は7とする)1体を生成し、自身を破壊する。
命令:手札からカード1枚を選ぶ。
自軍ターン終了時、選んだカードのうち最高構築コストカード全てを《箱の中身》に変身させ、自身を消滅させる。

わかりづらい!!!ので説明を

1 まずこのカードを相手の陣地に投げます。(ニルフの密偵と同じ) 
すると自軍側に7点の《ランプのジン》が生成されます。                       
2 その後自分の手札を1枚選択します。 この時点では何も起きません。

3 相手のターン。相手は普通にプレイ。ここで相手が投げ込まれた《謎の細工箱》の『命令』を使用。相手も手札1枚を選択します。
4 ターン終了後、「お互いが選択した手札のカードの構築コストを比較して、高い方が《箱の中身》に変身」します。

以上!・・なのですが。
まず選択した手札の構築コストが同じだったら?→どちらも変身します。

相手が《謎の細工箱》の命令を使わなかったら?→その時点で「賭け」に勝利したとみなされ自分が選んだ手札が《箱の中身》に変わります。

なのでラウンドの後半の相手が変身させたくないカードばっかりになったところで投げれば4コスでも13点に変身できる・・かもね。(結局相手次第なので確定なんてものはないですけど。熱狂もついてるし)

《トロールの運び屋》

配備近接):自軍手札の全てのカードを消滅させた後、同じ枚数のカードを引く。

能力は書いてある通りですね。手札全消滅させてその分ドロー。すさまじい圧縮能力ですが手札がゴールドまみれだと腐る。まぁ後列置きで6点は最低限だせますが。

【破棄】ではないため、《テルショックの散兵》や《モークヴァーグ》は当然ながら帰ってきません。あしからず。
《コーラル》も反応しないのでコーラル砲も飛びません。

ドロー効果であるために《スノードロップ》とはシナジーします。【名采配】で手札ゴミだらけにして、いつもの「名采配+スノードロップ」のコンボにさらに足すこともできるかも?

《幸運の指輪》

試合開始時、このカードは手札から始まる。
自軍ユニット1体に4ブーストを与える。
手札にある場合、自軍ターン終了時にブースト量を2増やす。
対戦相手がパスすると、自軍手札から自身を消滅させてカード1枚を引く。このカードがデッキに移動すると自身を消滅させる。

能力は書いてある通りですね。《夕暮れの放浪者たち》と違って手札に居るかどうかわからないのが怖い。後攻の押す材料としては破格の性能。

書いてある通りデッキに戻すと消滅する。間違えてマリガンすると即消える。一応1圧縮にはなるけど、そんな使い道にするなら《キュロット》でも入れてください。

もちろん《アシーレ・ヴァル・アナヒッド》や《アリッサ・ヘンソン》、《リッピー・ガドムンド》でもダメですが、回収する方法が一つ。《ヴィルジフォルツ:背教者》です。
まぁ相手が使ったものを回収なので安定性にかけますけどね。
そもそも使われなきゃ意味無いし。

ちなみに《帝国の開業医》でデッキに生成した場合は消えません。普通に次のラウンドで引けます。もちろん生成されるのは新品の4ブーストの《幸運の指輪》です。

《装飾された香炉》

戦場にある最高戦力値ユニットと最低戦力値ユニットの戦力値を入れ替える。

能力は書いてある通りで、もし自陣・敵陣両方に最高や最低が同時に存在すると対象がランダムに選ばれるため最低打点を作りやすい【アラキスの群れ】などでの運用が無難。しかし決まれば1枚数十点のバリューが見込めるロマンカードではある。

ちなみに最高点ユニットが『シールド』を持っていたとしても「戦力値の入れ替え」であってダメージではないため防げません。

ニルフガード

《黒曜石の鏡》

敵軍ブロンズユニット3体の同名カード(但し戦力値は1とする)をそれぞれの反対列に生成する。

一気に相手盤面のブロンズ3体を生成し、シナジーを得ようとするニルフのやらしいところが出たカード。もちろん対象が2体以下ならその分までしか選択できないので損。こちらの列が埋まる危険性も割とあると思うのでロングラウンドで使うのはいささか怖い気もする。

あくまで「生成」のみなので【同化】は発動しない。《大会用シェルマール》とのシナジーは強い。《松露亭》などでサポートしてあげると強いかも。

生成される順番は自身が選択した順番通りに生成される。後列を先に選択しても選択した順番通りに生成される。

《預言者》

配備:2ダメージを負い、ラウンド終了まで敵軍手札の全ユニットを封印する。対戦相手が次に封印されたユニットをプレイすると、敵軍手札の全ユニットから封印を取り除く。
熱狂(2):代わりに自身を封印する。

配備で相手の手札をすべて封印するカード。封印されたカードを1枚プレイすれば封印も解けるため実質1枚封印するだけ。ただし配備をも封印することになるのでショートラウンドでの強カード対決になると強い‥かも?

先に《コーラル》を置いてある状態で封印された《テルショックの散兵》や《モークヴァーグ》を破棄しても封印されているために墓地から帰ってこないので注意が必要です。

当たり前ですが『遮蔽』持ちは封印されません。

進化カードが封印された場合、封印されたままだとラウンド進行時の進化が発動しません。ひどい。
『古参兵』も封印されたままだとラウンド進行時のベースアップが発動しないので戦士スケは特に封印されたままパスはしないほうが良いと思われます。

《ローチ》や《フライング・レダニア号》が封印されたままデッキに戻ってしまうとデッキ内では封印が解除されず、その後召喚条件を満たしても召喚されなくなるので注意がひつようです。

《預言者》の「対戦相手が次に封印されたユニットをプレイすると、敵軍手札の全ユニットから封印を取り除く。」という能力は《預言者》が盤面に居なくても発揮されるので、《預言者》を《毒エール》等で配備→即自壊して盤面から取り除いても意味はありません。


北方諸国

《旅の女司祭》

遮蔽
配備:0チャージを得る。このユニットが自軍デッキに戻されるたび、チャージ数を3増やす。
勇躍
命令:自軍ユニット1体に1ブーストを与える。
チャージ:0)

マリガンや《グリフィン流派ウィッチャーの師》、【挟撃】等でデッキに戻すと「配備:0チャージを得る。」の0の部分が3ずつ上がっていく4コスのヴィーの様な性能。2回戻せれば4コス9点ですでに破格。先に上げた能力等を使えばさらに上を目指すのも容易なので強そう。

【勇躍】持ちで1ブーストずつ分けて与えられるために《トライダムの歩兵》や先日強化された《コーエン》等と相性がいい。《トロロロ》ともシナジーする。《コルヴォのヴィソゴタ》のように盤面に置いて守る必要もない。

1度出してチャージを使った後《おとり》で戻してもなぜかチャージは増えない。(なんで?)《強襲上陸》などでもう1回出すことはできるようになるので全くの無駄というわけではないですが。

チャージが増えてる状態で《アダリア女王》で増やしても生成されるのは0チャージの《旅の女司祭》なので意味はない。もちろん《援軍》等もダメ。

墓地に行ったやつを《屍術》で復活させると、増えたチャージ能力はそのままなのでお得!
ちなみに《シャニ》で戻してもプレイではないため「配備」能力が発揮されずにチャージは得られない。

「配備」でチャージを得るので《瞬間移動》とも相性がいい。相手にしたときはチャージ使い切ったから安心!と思わずにさっさと潰そう。
まぁ《屍術》や《シャニ》から帰ってくるけどね。
【遮蔽】持ちだから何度でも。フェニックス女司祭。

スコイア=テル

《ジャイアントスレイヤー》

配備:敵軍ユニット1体を選ぶ。そのユニットのベース戦力値が自身より高い場合、3アーマーを得る。
防塞:自軍ターン終了時、選んだユニットに1ダメージを与える。
追撃継戦を得る。

やはり継戦と言えばドワーフ!1・2ラウンドなら背の低い敵ユニットを標的にし継戦を狙えるし、最悪3ラウンドに来たとしても背の高いユニットを選択し毎ターン1点飛ばすエンジン+3アーマーの盾となる優秀な奴。

【マハカムの鍛冶場】であれば最初からアーマーが付与されているために継戦も狙いやすい。

もちろんだが「追撃:継戦を得る。」は《ジャイアントスレイヤー》の能力のため、スレイヤーが狙っている敵ユニットが他のユニットや自傷などで落とされると追撃効果とはならず継戦も得られない。

配備:敵軍ユニット1体を選ぶ。そのユニットのベース戦力値が自身より高い場合、3アーマーを得る。
この能力は同じベース戦力値のユニットを選ぶとアーマーが得られないため注意。

こちらのユニットを選択し、殴っている状態の《ジャイアントスレイヤー》を相手から『強奪』するとこちら側に来た後も味方ユニットを殴り続けることになるため注意が必要。

例えば《鴉の伝令》を選択して追撃し、継戦を得た後次のラウンドで殴っていた《鴉の伝令》が帰ってきたらその伝令をまた殴り始めてしまう。
(この挙動はなんか怪しい・・バグ?)

《プリズムのペンダント》

あなたがスペシャルカードで自軍ユニットを標的にするたび、そのユニットに活力(そのスペシャルカードの構築コストに等しい期間持続)を与える。
あなたがスペシャルカードで敵軍ユニットを標的にするたび、そのユニットに出血(そのスペシャルカードの構築コストに等しい期間持続)を与える。

能力としては書いてある通りで、スペシャルカードのパワーを強化するカード。ただしプレイしたターンは0点なのでテンポロスなのと3ラウンドショートに持ち込まれた場合の弱さが怖いか。《マドック》軸などでは活躍しそう。

ちなみに「活力」「出血」を追加で与える能力なので《ディメリティウムの爆弾》や《雪解け》等で遮蔽を与えると当然出血・活力が付与されないのでもったいない。

対象を選択しない《骨の魔除け》や《スタメルフォードの激震》等のカードの場合このカードの効果は発揮されずどのユニットにも出血活力は付与されません。

対象を選択するが巻き込む形で複数体に範囲を及ぼす《黄金の泡》や《指揮官の角笛》等のカードの場合は選択したユニットのみに付与され、巻き込まれたユニットには付与されない。

複数体の対象を選択する《マンティコアの毒》や《紅霞》、《メリゴールドの雹嵐》等のカードの場合は選択したすべてのユニットに付与されるためとても強い。

相手に《約条》や《マハカムのエール》などブーストスペシャルを打ったとしても問題なく「出血」を与える効果になります。
もちろん逆に味方に《北風》などのダメージスペシャルを打ったとしたら「活力」になります。


モンスター

《巨大カエル》

🐸🐸🐸🐸🐸

配備:自軍ユニット1体を捕食する。
あなたが遺言アビリティを持つユニットをプレイするたび、自身を自軍墓地から配置列に召喚し、そのユニットを捕食して、破滅を得る。

プレイ時はただの3点の配備捕食ユニットで《エンドレガ・ウォリアー》よりも弱いですが《巨大カエル》の真価は墓地に行った後。
墓地に《巨大カエル》が存在している時に【遺言】持ちユニットをプレイすると即座に墓地より復活し捕食遺言を発動させてくれます。

基本的に遺言ユニット⇔捕食ユニットと2ターンかかるテンポの悪さを補ってくれるカード。特に盤面に残しておきたくない《ヴィー》とは相性抜群。

《巨大カエル》が墓地に複数体存在する場合に遺言持ちユニットをプレイした場合でも墓地から飛び出てくるのは1体のみなので安心してください。

《ウィーヴィス:呪術師》が盤面に居る場合でも《巨大カエル》の墓地召喚捕食効果がさきに発動するため遺言ユニットが盤面から消えるのでウィーヴィスの能力と相性が悪い。


《降霊術師の墓》

あなたがブロンズユニットをプレイするたび、自軍墓地にあるその同名カード1枚を無作為にえらんで同じ列に召喚し、破滅を与える。

ブロンズユニットをプレイすると同名カードを墓地より召喚するカード。
使いやすいのは増える《セルフイーター》や墓地に自分を生成する《下級魔女》か。ただし召喚されるのは無作為なので《セルフイーター》の場合、何点のヤツが返ってくるかわからないので注意されたし。でも2枚同時展開は強いよね。あくまで【召喚】なので配備効果は出ないのも注意。

なんと《下級魔女》初プレイ時に墓地に生成したやつがすぐさま召喚される。強い。

《グリフィン》を《メガスコープ》で増やしておいて【宴】を発動させた状態で《マムーナ》を使えば《グリフィン》をプレイすることになるのでさらに墓地にいるグリフィンを召喚できる。戦力値1を用意しやすい【アラキスの群れ】ならすさまじいテンポがだせるだろう。

スケリッジ

《高地の指揮官》

【古参兵】
配備:このゲーム中、自軍「急襲」カードのダメージを1増やす。

効果は書いてある通りですね。シンプルですが強い。2枚出せれば「強打」が《鋼の盟約》すら1撃で落とせるようになります。【古参兵】なので《ブラン王》とも相性がいい。(とは言えそれでも出しておきたい1ラウンドじゃポン出し4点ですが。)

もちろん《強打》のアーマーを持つ場合~の方も1増えますし、《腸抜きの斬撃》の狂騒効果の方も伸びます。
《急襲艦隊》の出血量も伸びる。すごい。

《フラヤの祝福》で復活させてももちろん伸びます。そこまでする価値があるかどうかは別だけど。

余談としては《重装備》で生成された《ウィッチャーの弟子》3体への自傷ダメージは増えません。(増えてたまるか)

《魔法のコンパス》

【残響】
自軍デッキの上から3枚を見る。そこから1枚をプレイし、残りを自軍墓地に移動させる。
自軍デッキの枚数が3枚より少ない場合、代わりに自軍デッキに最初から組み込まれていなかったレジェンダリー「スケリッジ」カード1枚を生成してプレイする。

デッキの上から3枚中2枚を捨てることになるので非常に運に左右されるカード。いくら墓地利用が強いスケリッジとはいえそこまでのランダム性は怖いものがある。必然的にデッキにゴミが多くなるハイランダーとか・・?

【破棄】ではなく「墓地へ送る」効果なので《テルショックの散兵》はそのまま墓地に送られ復活はしない。《モークヴァーグ》は帰ってくる。

デッキが残り3枚よりすくない場合の効果である「自軍デッキに最初から組み込まれていなかったレジェンダリー「スケリッジ」カード1枚を生成してプレイする」は任意のカードを選択してプレイできる。
「スケリッジカード」なので《ゲディニース》や《スヴァルブロドのトーテム》等も生成できる。

「レジェンダリー」とはカードの左上の△が金色のカードの事を指します。紫色のエピックカードは生成できないので注意。

言わずと知れたスケ最強レジェンダリー。



これは非公式のファン作品であり、CD PROJEKT REDによって承認されたものではありません。


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