日本語講座の第10回目の授業 (「みんなの日本語」第3課 ③) 「この○○はいくらですか?」
「みんなの日本語」第3課の3回目の授業の今回は、いよいよモノの価格についての言い方を学びます。
できるだけ時間をかけ、実践練習を多くすると、早く習得してもらえるようです。
このレッスンは盛りだくさんの内容になるので、時間配分もしっかりと考えて臨まないといけませんね。
どこの 〇〇 ですか?(生産国・メーカー)
前回のクラスの最後で、モノの「生産国・メーカー」の言い方を教えていますが、その復習も含めて、疑問形の言い方から入ります。
ワインやビールは世界中どこでもあるので、生産国の練習には向いているでしょう。
また、生産メーカーは、やはり車がベストだと思います。
日本車への興味や関心は、男性のみならず女性も強いので、楽しく授業を進められると思います。
Nは〇円です
さあ、いよいよモノの価格の言い方を教えます。
学習目標に、生徒の皆さんが日本に行った際に、「コンビニなどで値段を聞いて買いものができる」ことを学習目標にして、丁寧に教えたいですね。「みんなの日本語」の第2課の「これは〇です」と同じく、簡単な構文ながらも、その使い道は無限で、会話の基礎になります。
練習をできるだけ多くして、フレーズが自然と口から出るくらいまでできたらいいですね。
この〇〇は いくらですか?
「この+名詞」の活用を覚えると、いくらでもフレーズがつくれるようになり、楽しくなります。
そこに、生活にも密着していて、誰にとっても興味がある価格の聞き方である「いくらですか?」が加わることで、最強の疑問文になりますよね!
授業では、身近なものやフラッシュカードなどを上手に使って、練習を繰り返しましょう!
このフレーズは ”最強” なので、退屈することもありませんし、皆さん子供のように練習してくれます。
数の数え方と助数詞
「みんなの日本語」では、モノの数の数え方と助数詞は第11課で学ぶようになっています。
しかし、生徒さんの興味や関心度が高いようでしたら、この段階で「数の数え方」と「よく使う助数詞」も一緒に教えると効果的だと思います。
少し難しくなり、時間も足りなくなるかもしれません。
しかし、今まで教えてきた中で、ほとんどの場合、「数の数え方」と「助数詞」の情報をここで紹介して、お店などの少し具体的な場面での使い方を教えると、グッと習得度が増すように感じます。
そこで、私の教案とスライドでは、この課に入れてあります。
では、スライドをご覧ください!
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