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いたる所にショッピングモール

最近、テレビでGacktさんのマレーシアの豪邸の様子が放送され、ますます注目を浴びているマレーシア。
この国が、実はショッピングモールの密集地帯であることはあまり知られておらず、その様子はまるで輝く宝石のようです。
マレーシア人は親日的な人が多く、その温かい歓迎の気持ちが国全体に広がっています。
国内のショッピングモールは、洗練されたデザインや多彩なアイテムで、訪れる人々を魅了し続けています。
これこそが、マレーシアの日常の光景の一面です。

マレーシア国旗

KLだけで200個以上のショッピングモール?

2019年時点で、マレーシア全体には560を超えるショッピングモールが広がり、その総面積は1,255万㎡にも及んでいました。
特に首都クアラルンプールとその周辺地域で形成される「クランバレー」は、驚くべきことに197ものショッピングモールが点在していて、多様なショッピング体験が訪れる人々を魅了しています。
その後も、新しいショッピングモールが30以上もオープンし、ますます拡大し続けています。
この数と多様性が、まさにマレーシアがショッピングの楽園であることを物語っています。

KLを代表するモール「ミッドバレー」

巨大モール

2018年には、マレーシアのショッピングモールが世界の巨大モールベスト10に3つもランクインしていました。
これらのモールは、マレーシアのショッピング文化の一翼を担っていて、その大きさが特徴です。
現在、マレーシアというか、クアラルンプールを代表するモールを挙げてみます。

1 Utama Shopping Centre(1 Utama)は、マレーシア最大規模のショッピングモールの一つで、多彩なブランドやエンターテインメント施設が揃っています。全てをくまなく探索すると、1日では足りないほどの多彩なショッピング体験が楽しめます。

Mid Valley Megamallはクアラルンプール市内に位置し、数多くのレストラン、ブティック、映画館が入居しています。
隣接する「Gardens Mall」と合わせ、まるで巨大な都市のような規模を誇ります。
風水的に人が集まる場所としても知られ、平日でさえ多くの人で賑わいます。

Sunway Pyramidはクアラルンプールの郊外にあり、特徴的なピラミッド型の外観とスフィンクスが魅力です。
屋内にはアイススケートリンクがあり、隣接するアミューズメントパークも家族連れに人気です。

Pavilion Kuala Lumpurはブキビンタン地区に位置し、東南アジアを代表する高級ショッピングモールとして知られています。国内外の一流ブランドが軒を連ね、アジアや中東からの旅行客にも親しまれています。

Suria KLCCは、かつて世界で最も高いビルとして名高い「ペトロナスツインタワー」の下に位置しており、高級感漂うショッピングモールとして人気を集めています。

これらのモールは、マレーシアのショッピング体験を象徴する存在と言えるでしょう。

KLCCの美しい外観

じゃらんじゃらん

マレーシアでは、ショッピングモールを訪れることが大好き、という文化が根付いています。
年間を通じて気温が25度以上で湿度も70%を超える熱帯気候の中で、冷房のきいたショッピングモールは、快適で安上がりな選択肢として人気を博しています。
外食文化も盛んで、家族や友人と一緒に屋台やフードコートで夕食を楽しんだ後、ショッピングモール内をゆっくりと歩き廻る「じゃらんじゃらん」が一般的なライフスタイルとなっています。
ショッピングモールは、この特有のライフスタイルをサポートし、現在も新たなエンターテインメントやアミューズメント要素を取り入れ、人々の満足度を向上させるべく進化し続けています。

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