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昨日も、今日も雷です 🌩

マレーシアは熱帯雨林気候に属し、首都クアラルンプール付近では、だいたい、毎年3月~9月が乾季、10月~2月が雨季となっています。
雨季と乾季は、モンスーン (季節風) の方角が変化することで移り変わります。
モンスーンが切り替わる時期、3月〜5月と10月〜11月は、気候が安定しません。
現在は、南西モンスーンの時期で、南西モンスーンは、オーストラリアの砂漠地帯から吹き込んでくる、雨の少ない季節風です。

しかし、連日の雨☔

今期の雨季は、あまりひどい雨もなく、マレーシアで多発している洪水の被害のニュースも、例年に比べると少なかったです。
しかし、モンスーンの切り替わり時期の3月くらいから、連日夕立が続き、切り替わりが発表された現在でも、連日のように夕立があります。
夕立には必ず雷が伴い、時には強風が吹き荒れます。

日本のニュースでも紹介

クアラルンプールの中心部で5月7日に起きた、道路脇の木が倒れた事故が、ドライブレコーダーに映っていたのが、日本のニュースで紹介されていました。
十数台の車が下敷きになり、男性が一人死亡して、モノレールを走る列車も一時運休しました。
マレーシアの雨は、時には台風のような強風を伴うため、雨のあと街を車で走ると、大木から枝が落ちていることが多いです。
私の住んでいるコンドミニアムの近くの道でも大木から枝が落下して、新車を壊したと、以前、地元のニュースで大きく取り上げられました。
その後、私の近所では、一気に大木の伐採が進んで、少し寂しい光景になっています…

マレーシアは雷大国⚡

実は、マレーシアは世界でも有数の雷大国なのです。
マレーシアでは、年間を通じて非常に多くの雷が観測され、特に、クアラルンプールでは、年間に平均200日以上雷が発生するとの報告もあります。
また、クアラルンプールでは、年間の雷の発生回数が、最高で200,000回にも達することがあり、2018年10月には、1日に何千回もの雷が観測された記録があります。
マレーシアは、他の国や地域と比べても、非常に高い頻度で雷が起きる国なのです。
マレーシアの雷は、光ってから音がなるまでが早く、すぐにドーンと落ちてくる感じで、恐ろしいです…

まだ鳴っている…

今日は、お昼過ぎから雷が鳴り始めて、今、夕方7時ですが、まだゴロゴロ鳴っています。
まあ、今日は雨もポツポツ程度で、大したことはありませんでしたが。
昨日は、お昼前から大変な大雨で、洗濯物を干したまま仕事に出かけたため、夜帰って来た時にはビショビショで、今朝、奥さんが一生懸命に洗い直ししていました。

火曜日は必ず雷雨…

明日は、ボランティアで日本語を教えていて、夕方にセンターまで行かなければなりません。
毎週火曜日、出かける夕方5時ごろになると夕立があり、帰宅のラッシュがひときわひどくなり、通常15分の道のりが1時間になります…
明日は、夕立がありませんように!

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