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仕事を休職して、LAに留学することにしました

お友達も、前職の会社のつながりの人も、noteを書いていて、自分の気持ちを記録しておくのはいいかも、と思って書いてみることにしました。私はこんな明確な答えなく生きているけど、もしたまたまこの内容をみる人がいて、共感できることと、そうじゃないでしょっていうことがあったら面白い。


私の今までの人生を振り返ると、「海外」という存在に、自分自身で振り回されに行っているなぁと改めて思います。。


大学で選んだ学科は「国際政治経済」で、その時から海外で活躍する人になりたい!と小さな小さな野望を持って入学。

いざ大学に入って海外の人と接したり、英語の授業を受けるたびに、スピーキングの勉強は全くしていなかった私の勇気は一気に小さくなっていって、最終的には4年間、海外留学はほぼしていないに等しく、そのまま就職するという日本の一般ルートを選択。


最初の海外願望は、3年間広告代理店で忙しく働いている時に、もっと自分の好きなことを仕事にしたいと漠然と思って、ジュエリーの勉強しに海外留学するから会社やめると親に言った時に、「そんな実力もないんだからそれだけはやめて」と言われて、親の期待を裏切ることが絶対NGと思い込んでいた私は素直に転職を選択。その時は本当に傷ついたけど、反論できるほどの思考も足りておらず断念。


2度目は、転職して1年たった頃に、自分がやりたいことにはBrandingが必要だと確信して、大学院への応募をしてOfferも4つの大学からもらえ、親も応援してくれている、という段階で会社に相談したところ、今の会社で何も実績を残していないことに私も「もう少し頑張ってみようかな」と思い、断念。

3度目は、会社の海外プロジェクトに手をあげてみるもうまくいかず断念。。


そして4度目にして、ついに実行に移すことができました。

ここまで何度も自分の欲望と、周りの意見に右往左往してはなかなか答えが出せずにいたけれど、最終的には旦那さんと、友達や会社の先輩の一言にたくさん後押ししてもらって、LAに留学に来ています。


4度目の波が来たのは、旦那さんの仕事の関係で地方からリモートワークをしている間、結婚式も終わり時間に余裕ができたから、そろそろ子どもも出来たりするのかなぁと思った時に、いつか海外の仕事できるよなぁと思っていたけど、地方から東京に戻る+育休明けで、いきなり海外の仕事任せてもらうってほぼ100%ありえない。。

それでもOK!子どもが出来て家族で幸せだったら最高!と割り切れないのが私の性格の難ありなところ。。

私生活はとても充実しているけど、仕事も充実させたい!と、どうしても海外での仕事の可能性を忘れられず、「もしこのまま、海外の仕事に関われない人生になるかもしれない」と思うと恐怖におののくばかり。


そんな時、大親友の「やりたいことを我慢するなんてらしくない」という一言と、会社の先輩が「私今の人生大満足してる!明日死んでも後悔しない」というサラッと冗談混じりで言っていた一言が耳に残って、私本当にこのまま過ごしていったら後悔するなぁと、大きな津波のように飲み込まれていてもたってもいられなくなったのが大きなきっかけです。


一体海外の何がそんなに魅力的なんだろうと考えてもよくわからない。

親にも、周りの人にも、なんでそんなに海外に固執しているの?と聞かれたけど、言葉にできない強い魅力が私から離れず、悶々としていたけど、結局のところ、強い憧れを産んだコンプレックスだけなのかも。

『「海外」って言っても、アメリカもフランスも、インド、タイ、中国、韓国だって海外だよ、どこをイメージして言っているの?』って言われることが多いけど、英語圏に憧れはあるけど、自分の中ではどれも魅力的だなぁと思っているし、その中のどの国と関わりたいとかまだわからないよ!っていつも心の中で返事してた。

なにより、「日本だけしか知らない人」という自分自身に何がわかるんだろう、とか、この先働き続けたり、いつか子どもを授かることができたことを考えた時に、どんな仕事・働き方がいいかとか、どんな教育で育てたらいいかとか、日本の自分の経験値だけじゃ足りない、、ハッと気づいたら世間知らず、と言うのが本当に怖かったのです。

かと言って、スティーブ・ジョブズとかマークザッカーバーグになりたいとかそんな大きな夢もなく、正直日本以外のことを知る必要も必然もないかもしれない。

けど、もし無駄になっても、後悔しても、このまま悶々と50年とか生活するくらいなら、多少のリスクに向かって、自分でなんとかすればいいかぁと最後は決断することができました。


旦那さんには、私の迷走ぶりと、今までどれくらい海外に興味があったかを大げさに言うことなく、素直にぶつけてみました。結婚して、地方に引っ越して安定して来た生活をゆるがす話に、頭ごなしで否定することなく、最後まで寄り添って二人の人生の一番いい方法を考えてくれました。

正直、結婚して離れて暮らすのなんてありえないし、それならなんで結婚する前にしなかったのか、というのが正論だということは頭の中でも重々承知していたけど、、結婚する前に出て来た「海外の波」の時々で苦虫を潰しながら決断して来たからこそ、今回ばかりはラストチャンスだと感じて、無理を言って周りの人に納得してもらいました。


義理の両親にも初めて話をした時、もちろんとても驚かれていたけど、二人で決めたことなら応援する、と言ってくれたことも、

会社の先輩に報告した時も「自分の人生だから自分らしく生きないとね」と、当たり前のことだけどこれでいいのかなぁと思うことが出来ました。


あと、このタイミングで健康診断で引っかかり、もしかして命に関わる病気かも?という恐怖感が、大きく後押ししてくれました。(結局今のところは大丈夫そう)


そして、今LAに来て約1ヶ月がたち、決断して、来て良かったと心の底から実感。

UCLA Extensionという社会人向けに専門分野が勉強しやすい学校の英語のコースに通っていて、夏のtermからcertificateを取得する予定です。(無事IELTSのスコアも取れた!)

UCLAのキャンパスに近くて、先生もUCLAの教授や、名門大学卒の人なので、パッションがあってレベルが高いなぁと感じます。Classmateも英語を一生懸命勉強している人とか、語学だけじゃなくて他に目標があって来ている人も多くて、本当にここにしてよかったと思ってます。

続きはまたこんど。



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