2021年3月23日の日記 〜アトピー治療の懸念、AUBERGE、キジマの帽子〜

・なぜだかどうにも眠れず、日を跨いだ24日の早朝4時にキーボードを叩いている。妙に目が冴えてしまっている。布団でのんのんラジオや大愚和尚の動画を聴いていたのがよくなかったのか‥‥‥。

・そう、大愚道場の第15回の前半2つ目の質問への回答が、ちょうど自分にとってタイムリーな話だった。

ー 人は「受けとる準備」ができていない言葉を受けとれない、という話。

22日に弟のアトピー治療の初診に行き、先生方からいろいろ話を聴いた上で、とりあえず3ヶ月様子を見ることに。

俺は、大部分の費用を負担する立場でもあるため否応もなく真剣に聞かざるを得ない。とりあえず信用してやってみようと思った。一方で、弟の態度に「違和感」のようなものを禁じえなかった。

待合室ではスマホをいじるばかりで、用意されているアトピーに関する本などを読んで勉強しようともしない。先生と話しているのにどこか上の空に見えた。帰りに昼ごはんを食べた後、俺が今後の方針を話しているのに、顔も上げず、ろくに聞いてはいない。

もっとも、彼の容体は先生から仕事を一旦休むよう言われるほどにひどかった。体調不良ゆえのものだったかもしれない。それならいい。

しかし、まだ彼には「準備」ができていないのでは?という疑問は抱かざるをえなかった。本当にアトピーを治したいと思っているのか?と。

無論、頭では治したいと思っているだろうが、「頭」でそう思うのは当たり前だ。「腹(肚)」からそう思えているかが問題だと思う。正直、肚から真剣に治療に取り組めてない人間の治療費を負担するというのは厳しい。一度しっかりヒアリングしたい。

とはいえ、もちろんここまで来て見捨てる選択肢などない。ただ、アトピー治療はやる気のない人間に鞭打って行っても意味はないだろう。繰り返すが治療のゴールは、彼が「アトピーと生涯付き合える知識・姿勢」を手に入れることだ。そして、このゴールは彼がこの治療期間を能動的に進まない限り、決して達成できない。

そのためには覚悟してもらう必要がある。ただ、それが難しい。自分にコーチングの技術などはない。どうしようか。

・今日も河川敷で3kmのランとバーピー70回・懸垂20回・腕立て60回程度のメニューをこなす。きついが、成果は出ていると思う。何より気分がいい。

・AUBERGEの2021秋冬コレクションが気になってたまらない。モールスキンのジャケット群をぜひとも試着して、気に入ったら1着買って、長く愛用したい‥‥‥。というわけで、週末は銀座BEAMSの受注会に行こうと思う。

しかし長らくファッションを楽しんできたけど、リアル店舗での買い物経験はほとんど無いなあ。20代にもなって本当にあれだけど、どこか「コワさ」を感じている自分をみる。

ここは緊張を小道具で解消しようと、キジマタカユキのバケットハットをネットで注文した。帽子にマスクで顔の大部分を隠してしまえば、おしゃれな服屋における自意識の内なる波動をかなりカットできると思う。ここに眼鏡も追加すれば、もはや人相の読み取りすら困難だ。

というより、そうだ自分は髪型に自信がないんだ。もちろん、普段の仕事や生活の中でコンプレックスを感じるということは0だけど。こと服屋では、床屋カットのソフトモヒカンを未だに引け目に感じているところがあるのだ(1度は美容院に行ってみろと)。

しかしそれを帽子で隠してしまえば、もう何も気にすることはない。あとは服と会話を楽しむだけだ。AUBERGEのデザイナー小林さんと会えるかな?ワクワクしてきた。

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