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「有名になると親戚が増える」のは本当か。2冊目を出版した後のライターが語る。

「有名になると親戚が増える」という話はよく聞く



よく有名になると親戚が増えるとか、変な取り巻きがついてくるみたいな話を聞くじゃないですか。

で、ちょっと落ち目になると、サーっとそういう人が引いていくみたいな話ですよ。

人っていうのは本当に困ったものだとその手の話を聞くたびに思うんですけど、有名人のエピソードとしてあまりにもあるある過ぎて、そんなに起きるのか?と疑問だったんですよ。

そしたらね。
考えてみると。

私も本書いたり、メディアに露出したり、ヤフコメで偉そうに話したりしている訳ですよ。

で。
ふと思い返してみると、周囲はその前後で変わっている部分もありまして。

今回は
「有名になったら親戚って増えるの?西尾克洋編」
をお送りします。

(その知名度で有名と言うか?という点はノークレームノーリターンでお願いします。)

①メディア出演初期:

これはね、超驚かれます。
そして、敬意は持たれると思います。

ラジオ出たり、記事書いたりしたら、結構皆さん読んでくれるし聴いてくれる。今まで自分がそういうものを目指して日々やってきたということもあって、自分も周りも喜んでくれるっていうことが本当にうれしい。

そういう時期です。

友人と会ってもメディア露出の話を持ち上げてくれたりとか、今までの距離感に敬意という下駄を履かせている感じになります。

これは私くらいの露出だからかもしれないですけど、そこに変な距離感みたいなものっていうのは無いんですよ。自分が知っている西尾が頑張って成果を出した。そのことを純粋に評価しててくれているっていう感じですね。

じゃあ、全然知らない人から友人面されるとか、親戚が増えるみたいな話は?というとこれはほぼ無いです。

たまに、ごくたまにあるとすると、もう忘れかけていた、というか、記憶のかなたに去ってしまったくらいの付き合いがあった人、もしくは名前くらいは知っている程度の人が活躍を知って連絡をしてくれる。

そんなことはあります。

ただ、私は人に恵まれているのかもしれないですけど、その手の連絡って身構えるじゃないですか。なんか利用しようとしているんじゃないか?みたいな感じで。

でもそれは別にそんなことなくて。
単に連絡を取って、活躍を良く思ってくれている。
そこから交流が復活する。

だから、一番初期っていうのは、色んなポジティブな変化が生まれるから一番面白い時期だと思っています。

②メディア出演中期:

メディアへの出演、寄稿がある程度の次元になってくると、異変が生まれます。

何だと思います?
これね、リアクション薄くなるんですよ。

例えばね、最初はNumber webとかおおっって言ってもらえるような媒体で記事を書いたとしても、もう全然反応してくれないんです。

どちらかというと続けて出ている方が凄いはずなのに、それを評価してもらえないというか、そこまで関心を持ってもらえなくなるんです。

具体的なところで言えばSNSに投稿しても「いいね」なんて貰えません。なんでだよって思いますけど、これはある意味で評価されているともいえるんですよね。

だってね、西尾がNumberで書いている、ラジオに出ているのは別に普通のことだと思われているんですから。

ここまで来ると、周りも「メディアにも出ている西尾」って程度になってくるから、仮にあっても割と普通なんですよ。

歓迎とか特に無い。
でも、やっていることは知っていて、一定の距離感を保ってくれている。

そんな感じです。
ある意味こっちの方が正常なのかもしれないですね。

③ちょっと気を付けた方が良い事例

案外これは、え?っていう人から受ける事例です。

初期、中期問わないんですけど、今までの友人や知り合いの中でそれまでと悪い意味で変化することがあります。

なんかね。
対等になろうとするんですよ。

私が例えば何かメディア情報を皆さんに告知したとすると、コメント欄で

「あ、自分も~に出ます」

とか言ってくるパターンですね。

あと、同じタイプの人なんですけど、妙ないじり方してくるんですよ。

これもSNS上で、本来の発信内容と異なるところでいきなりかましてくるんです。

これをされるとSNS上で妙な感じになるから、こっちとしてはギャグで返すんですけど、これが燃料を与えちゃうみたいで、要するに彼が私をやり込めていじっているみたいな空気を作る。

まぁなんというか、マウント取るっていうのと近しいところだと思うんです。対等に立つことで存在感をアピールしたいっていうことなのか、自分の方が上だと見せつけてプライドを満足させたいのか、私にはよく分からないんですけど、どちらにしても結構これは来るものがあります。

だって、今までいい関係だった人がですよ。
狂っているわけですから。

ただ、それを止めるほど、43歳になると思いやりもなければエネルギーもない。だから、そのようにされた時は適当にあしらうより他なくて。

逆に言えば、相手にしなければ彼も気づく可能性はあります。これは、みっともないことをしている。と。

ただまぁ…
これは、寂しいですよ。
心得ておいた方がいいかもしれません。

◆まとめ:「有名になると親戚が増える」のか

私程度のメディア露出でも、周囲の扱いは変わります。

ただ、私くらいだといいように利用してやろうみたいな人は現れないですし、むしろ周囲は喜んでくれて、適切な距離感と敬意をもって接してくれるという事例が大多数です。

あ。
今思い出しましたけど、少し距離が出来て、誘われにくくなることはあるかもしれません。

だから言うほど劇的な変化というのは無いんですけど、私の環境変化によって悪い意味で影響を受けて、変な接し方をするようになる人も居る。

仕方がないことなんですけど、誰しもこちらが望んだような形で接してくれるようになるかと言うとそうではなくて、そこは心得ておいてほしいところです。

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