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恋愛を妨げる、冷やかしと市場解禁という2つの問題を考える。

結婚後最も楽なのは、恋愛から解放されたこと

早いもので、結婚してから5年半近く経過しました。

結婚生活ってもっとどこか窮屈な想いをすることになるかと思いましたが、案外これが楽ちんで。

勿論今の生活が快適というのもあって、その辺りの話は別の機会にしたいなと思っています。なんかこういう言い回しをガーシーって人がよくするらしいですね。知らんけど

で。

実は案外一番自分の中で楽になったのって「女性を恋愛目線で見なくて良くなったこと」。これに尽きるのかなと思っています。

独身で、しかも交際相手が居ない状態だと、徐々に仲良くなる女性に対してその可能性も想定するわけです。

そこを意識しない関係性っていうのは確かにあるんですけど、仲が良くなったあとで見える小さな振る舞いが好意のサインの可能性があるので、こっちはそれを踏まえてボールを投げ返すことになります。  

それは好意なのか、天然なのか。

自分が恋愛という磁場に立っていると、常にそこにアンテナを張り、好意に対して自分も気持ちが出てくる。

逆もあるわけで、この恋愛目線という要素が楽しくもあるんですが、大部分の友人や知人にも構えていく必要があるわけです。

楽しくもありますが、これ意識するのって下心やプライドもあるので後ろめたさもあるんですよ。だから結婚によってそこから解放されたので、気持ちとしては楽になったなと思うんです。

恋愛市場における2つの参入障壁

ただね。
ある意味この「恋愛市場」に自分が立てていたこともまた後で振り返るとなかなかありがたいことだったと思うんですね。

というのも、私って「恋愛市場」に立つのが遅い部類の人種だったからです。

ここで言う「恋愛市場」というのは解説が必要になりますが、つまり自分が女性と交際するためにアクションを起こす、起こされる立場として参入出来ていることを指します。

ただ、これに参入するのには2つの障壁があると思っています。

ひとつは、冷やかしの壁。
もう一つは、市場解禁の壁。

まず、冷やかしの壁から説明しましょう。

「冷やかしの壁」について

市場に立てていない子が誰かに好意を見せたり親しい関係性になると、それは冷やかしの対象になります。

こうなるとその誰かとの恋愛という意味での関係性はほぼ無くなります。冷やかされながらもそれを退ける必要に迫られますし、相手に対して申し訳ない想いも出てきます。

単に仲の良い友人だった関係すらこの冷やかしは壊しに掛かるので本当にタチが悪くて、これを子供の頃にやっていた奴は住民税を上げたり月1くらいで地域の奉仕活動に従事したりと報いを受けるべきだと個人的には考えています。

ただね。
冷やかしたくなる人って、確かに居るんですよ。
やったことないですけど。

当時の年齢やキャラを見ると、お前そんなんじゃねーだろって言いたくなる子。いや、別にいいじゃんで済ませて良いとも思うんですけどね。

例えば「ちびまる子ちゃん」の丸尾くんがたまちゃんにアプローチしたらコメディになっちゃうじゃないですか。

冷やかしってそういうミスマッチに対して起きることだと思うんですよね。だから、冷やかしの感情を抱くこと自体は否定できないとは思います。

で。

私は永年このミスマッチを抱えた状態だったために、恋愛市場には参入出来なかったということになります。何しろ真面目が札付けて歩いているようなタイプでしたからね。

「市場解禁の壁」について

次に、市場解禁の壁の話です。

小学生の頃、私は昭和平成の次代だったわけですが、この頃は全員まだ禁漁状態ですよ。なんかあると誰でも黒板に相合い傘書かれる状態でしたからね。

まぁこれは良くも悪くも平等ですよ。楽な部分もあります。

ただ、私が少年野球やってた頃に地域のチーム全部の中心選手を集めた「連合」ってチームがあって、まぁその全部の時代の仮面ライダーが集結しましたみたいな感じの夢のあるやつだったんですが、その試合にクラスの女の子が結構観に来ていたんですよね。

今にして思うと、そのあたりの頃から解禁が始まっていたのかもしれません。

で。一般的には中学生の頃からですね。解禁になるのは。

ただ、やっぱり恋愛というのは中学生くらいだとカーストの格がモノを言うところがあって、上位でないと解禁されないんですよ。誰も言わないけど、その格は人によって大体付けられていて、共通認識がある。

あと、単純にカーストだけではなくて真面目とか文化部とか、参入できない何かを抱えた属性の人も居るんです。これも何故か共通認識があって、大体それはズレない。

これが高校辺りになると解禁のハードルが下がり、大学になるとほぼハードルそのものが無くなる。

私は男女別学という少年院のような高校に通っていたので当時の自分が恋愛解禁の立場に居たのかは分かりませんでしたが、周りから冷やかしとか特に受けなくなったのは明確に大学の頃からだったと思うんですね。

「海外研究会(通称:外研)」っていうサークルに入った後で女の子にいきなり一対一で遊びに誘われて「え!?どういうこと??」って。

こっちは少年院上がり(あくまで例えです)ですから、出所していきなりシャバでこんなことになったら訳わからないですよ。

でもここでモジモジしていたらバレるじゃないですか。だからハッタリ利かせて当然な顔してこの話を受けたら、横から違う男が何故か話を聞きつけて入ってきて1対2になったという悲しいオチがあるわけですが・・。

恋愛市場以外にも不文律は多い

まぁこの自他共に認めるカーストや足切り条件に当てはまっていないか?という点を謙虚に受け止め続けなければいけなかったんだなぁと思うわけです。

恋愛市場が解禁されていないことに対するジレンマもあれば、恋愛市場に参入しているからこそ生まれるジレンマもある。

そこから解放された今は人付き合いという点で本当に楽だし、相手も楽だと思うんですよ。

多分こういう不文律というか、暗黙のルールというか、そういうものって恋愛市場参入問題以外にも色々あって、言語化されていないことだと思いますがちょっとこれはライフワークとして記事にしていこうと思った次第です。

まぁ今にして思う後悔といえば・・



中学生くらいの頃に海辺の波打ち際でスカートの裾持ってバシャバシャみたいな経験をしたかった、

ということです。

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