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名著「嫌われる勇気」ハッと気付かされる2つのポイント

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この本ええわ。ハッとする事多くたくさん気付きがあった。

アドラー心理学を極めた「哲人」に対して、何かと劣等感に悩んでいる「青年」が物申していくという、掛け合い形式で進んでいく。読みやすい、面白い!

この本の序盤部分の引き込まれる、ハッと気づかされた2つのポイントをレビューしていくわ。

すべての悩みは対人関係の悩み

・劣等感は主観的な思い込み


・すべての悩みは対人関係の悩み

この世の中から「対人関係」が無くなればすべての悩みは解決するん?ほんまに?と思うかもしれんけどこれはアドラー心理学の根柢の概念らしい。

まずはあなたの悩みを思付くの挙げてみてぇ~

・勉強の成績が悪い

・学歴がない

・お金がない

・身長が低い、太っている

・ルックスが悪い

・モテない

・仕事ができない

・話が下手

・・・・ 何個も出てくるなあ(例で出してます、ごめんなさい)

でもよく考えて!もし仮に地球で一人になったらこれらの悩みはあら不思議、全部綺麗さっぱりと無くなるんよ!悩みというものは全部、他者がいるから出てくる、なるほどなあ。すべての悩みは他者と自分を比べる、関わりといった対人関係に由来するんだと。

 誰かと比べて、ワシはチビでデブでモテなくて頭悪いし、どうしたらええの?という問いに対して、それは共通して対人関係の悩みであり、それを一段深掘ると「劣等感」というもんを考えんといかんのよ。で次のポイントに繋がるんよ

・劣等感は主観的な思い込み

 本の中で身長155cm(男性)の例が出ててわかりやすかった。155cmという身長は男性の平均より低く、なおかつ客観的に測定された数字なのは分かるわな。

この事実に対してAとB、二通りに意味づけしてみた。あなたどう感じるかな?

A  チビでいやだと卑屈になるオレ

B 他者を威圧せず、親しみやすそうなオレ

 問題は155cmという身長という「事実」に「自分がどう意味づけをするか」、「どのように価値を与えるか」、と考えることが大事なのがわかるなあ。

Aについては他者との比較、つまりは対人関係の中で生まれた、主観的な「劣等感」だったんよ。

 一方、Bについては低い身長によってもたらされるメリット・価値をみつけて長所と捉えている自分。これも主観的な解釈で、もっと言えば勝手な思い込みだわな。

 AとB、どちらも主観的な解釈で、主観的なんでどっち選んでもええよな。でもAをみんな選んで「劣等感」に苦しむよなあ。Bを選べばその苦しみはないよなあ。 気付こう、ワシらを苦しめる劣等感は身長155cmという「客観的事実」でなく、「主観的な解釈」なんだという事を!劣等感は思い込みなんよ。


・まとめ

「嫌われる勇気」からハっと気づいた下記の2点

・すべての悩みは対人関係の悩み

・劣等感は主観的な思い込み

についてまとめてた。

仮に世界が自分一人になれば対人関係から解放され、劣等感を感じることもなくなり、あらゆる悩みが消えてなくなるのは理屈上考えられる。現実はそういう事は起こらないにしても、そういう概念になっていることが分かった。

ワシが思うに、みんな他者のことを気にしすぎ。もっと自分の事を気にして、自分にポジティブな意味づけをするほうに気を回した方がええ!ということにハッと気づかされたわ。