全ては自分から始まる

あなたは鏡の前にいます。

それでは、鏡の中のあなたの表情を変えるにはどうすればいいでしょうか。

答えは、鏡を見ているあなたが表情を変えればいいのです。

当たり前すぎでしょうと思った方も多いでしょう。
しかし、この事実を忘れている方が多いこともまた事実です。
この世界は、あなたが認知したものを投影したものでできており、
つまり、それは全て自分を映す鏡であると言えます。
自分が認知したことを映し出すことで、あなたの周りには世界が広がっています。
もちろん、あなたに起こる出来事も全て自分の鏡から投影され現れます。
したがって、その出来事をどのように捉えるかは、冒頭で伝えた通りあなたしだいなのです。
あなたがどのように捉えるかで出来事もその印象が変わるのです。
あなたの目の前に起こる現象は単なる現象にすぎません。
しかし、そこに様々な要因を結びつけて解釈をしようとします。
例えば、自分が外出する時、雨が降っていたらどうでしょうか。その日が大切なデートの日だったら?その日が自分の子どもの運動会だったら?多くの人が残念な気持ちになると思います。
もしかしたら、天気に文句を言う人もいるかもしれません。
ただ、この雨が降るという現象は単なる現象です。
さらに、ずーっと雨が降っていない時期が続いた農家さんからすれば、恵の雨となるわけです。
つまり、あなたの願いは誰かにとっての反対の願いであることも忘れてはいけません。

では、どうすればいいのか。
それはとてもシンプルで分かりやすく言うと、その現象の良いところやメリットを見つけて、良かったと思い込むのです。
例えば、雨が降ったならどこかの農家さんは喜んでいるのかもしれない。雨の日のデートだとしても、普段行かないところに行けたとか、雨の日の割引があったとか、ひたすら良いことを探すのです。
全ては自分から始まる。
そうすれば、雨が降ったことに気持ちも左右されません。
他にも、自分にとってピンチや嫌なことが起こった時も、自分が成長できる機会を得られたなどと捉えると、目の前のピンチや嫌なことの捉え方が変わるはずです。
全ては自分から始まる。
自分に起こる現象は、捉え方しだいで良いことにも悪いことにもなります。
それならば、良いことが多く起こる方がいいと思いませんか。
この世界は、相対的に捉えられることが多いので、何かと比較しないとその良いや悪いを感じられなくなっています。
つまり、自分が幸せであることは、幸せである状態の人は気づけないと言うことです。
だから、それを気づかせるために、幸せじゃないことが起こるのかもしれません。
したがって、自分に起こるすべてのことは良いことしかないということです。

全ては自分から始まる。
この世界の現象をどのように捉えて、自分なりに解釈して、それを行動に移していくのかは、一人ひとりに委ねられています。
そして、そこからアクションを起こし、鏡の世界に影響を与えていけるのも自分なのです。
行動を起こした後悔よりも、行動を起こさなかった後悔は一生残ります。
さて、全ては自分から始まります。
あなたは、何を始めますか。

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