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「オンライン陶器市2020」 はじめます

こんにちは。Makuake note編集部です。

この度、Makuakeでは、
新型コロナウイルスの影響による全国の「陶器市」中止や延期の状況を受け、オンライン上で「陶器市」を楽しんでいただけるような特設サイトにて「オンライン陶器市2020」を開催することといたしました。

本来であれば、毎年あたたかくなってきたこの時期に、にぎやかな「陶器市」が全国的に開催されているはずですが、コロナの影響によって、その多くが中止・延期せざるを得ない状況となっております。

オンライン上にはなりますが、本企画が、全国のさまざまな作家・窯元さんの想いの詰まった陶磁器を楽しんでいただける場になればと思っております。

▽Makuake内「オンライン陶器市2020」特設ページ
https://www.makuake.com/event/online_toukiichi_2020
※2020年4月28日 11:00オープン

▽プレスリリース
https://www.makuake.co.jp/news/1410/


■「オンライン陶器市2020」掲載陶磁器のご紹介

日本全国のさまざまな陶磁器について、深く知っていただけたら、よりこの「オンライン陶器市2020」を楽しんでいただけるのではないかと思い、下記にて、参加陶磁器の中から代表的な種類についてご紹介させていただきます。


【有田焼】

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日本で初めて磁器生産を始めた地として知られる佐賀県の有田町と、その周辺の地域でつくられる磁器。
誕生から400年以上もの歴史を持つ焼きものです。
透き通るような白磁と、藍色一色の染付や豊富な色を使った色絵という美しい絵付けは、食器だけではなく美術品としても高い評価を受けています。
2016年には過去につくられた有田焼の復元やクリエイターとの共同開発が行われ、次の時代を生きる伝統として、新しい有田焼の魅力を発信し続けています。
使い始める前は、中性洗剤とスポンジで優しく洗うだけでOK。
食器洗浄機対応の場合もありますが、色味を保つためには手洗いがおすすめです。


【波佐見焼】

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長崎県の中央北部に位置する、波佐見町付近でつくられる陶磁器
歴史的にも有名な「くらわんか椀」や「コンプラ瓶」が使われていた、江戸時代から続く焼きものです。
古くから日用品としての耐久性にこだわっているので、丈夫で扱いやすく、気軽に買いやすい価格が魅力。親しみやすい食器として幅広く愛されています。
近年では、美しい白磁や呉須で描く繊細な染付などの波佐見焼の伝統を受け継ぎつつ、現代の生活に合わせたものづくりで注目を集める産地です。
使い始める前は、中性洗剤とスポンジで優しく洗うだけでOK。食器洗浄機対応の場合もありますが、色味を保つためには手洗いがおすすめです。


【益子焼】

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栃木県芳賀郡益子町でつくられる陶器。
江戸時代末期から受け継がれ、重厚な色合いとぼってりとしたシルエットが特徴です。
益子焼の陶土は砂気が多く粘性が少ないため、厚みのあるうつわに。素材の表情が生きた、素朴で温かみのある風合いが人気です。
幅広い世代の陶芸作家が作り出す益子焼は、デザインのバリエーションが豊富。伝統と現代のデザインを融合させながら、食卓にぬくもりを添える焼きものです。
益子焼は吸水性がある陶器なので、はじめて使う前に目止めをすることで料理の油分などが染み込みにくくなります。使い終わった後はしっかり乾燥させてください。


【萬古焼】

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三重県北部の四日市市と、その隣に位置する菰野町で江戸時代からつくられている陶磁器。耐熱性に優れた陶土が特徴です。
直火や空焚きにも耐える土鍋は、日本一の生産量を誇っており、近年ではIH対応できるものまで登場しています。食器は電子レンジ・食洗機に対応できるものがほとんど。
その時代の生活に合わせた機能性やデザインにこだわったものづくりで、日本全国はもちろん、海外からも人気を集めています。
萬古焼をはじめて使う前には目止めをしておきましょう。濡れたままの加熱は割れの原因になるので、しっかり乾燥させてから行ってください。


【萩焼】

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山口県萩市を中心としてつくられ、古くから茶陶(茶の湯で使ううつわ)として400年以上も前から親しまれてきた陶器です。
一番の特徴は、使い続けることでうつわの色が変化すること。低温でじっくり焼いた土はやわらかく、吸水性のあるうつわに仕上がります。
「貫入」という表面にできたひびにお茶やその茶渋が浸透し、色味が少しずつ変化していく様子は「萩の七化け」と呼ばれ、長く使えば使うほど、新たな表情を楽しむことができます。
萩焼は吸水性がある陶器なので、はじめて使う前に目止めをすることで料理の油分などが染み込みにくくなります。使い終わった後はしっかり乾燥させてください。



いかがでしたでしょうか?


本noteでは、掲載されている焼き物の一部をご紹介させていただいておりますので、実際にどんな陶磁器があるか、「オンライン陶器市2020」にてチェックしてみてください。


そして、ぜひ、あなたのお気に入りの陶磁器を探してみてください。

▽Makuake内「オンライン陶器市2020」特設ページhttps://www.makuake.com/event/online_toukiichi_2020
※2020年4月28日 11:00オープン