見出し画像

【コラム】事例紹介:サポーターの声に真摯に耳を傾け、愛されるブランドへと成長する。「ヒツジのいらないシリーズ」に学ぶ「愛されるブランドづくり」

「Makuake」実行者のみなさま、こんにちは。
前回は、「Makuake」実施を通じてファンづくりにつながった事例を紹介しました。今回も引き続き、弊社で企画している実行者のみなさま向けのウェビナーや対面でのインタビューを通じてお聞きしたファンづくりの事例をご紹介します。
※今回の企画にご協力いただいたのは「株式会社太陽」。現在、26回目となる「Makuake」でのプロジェクトを実施中!最新のプロジェクトページはこちら

「ヒツジのいらないシリーズ」で睡眠の課題解決に挑む「株式会社太陽」について

 「株式会社太陽」は「ヒツジのいらないシリーズ」を「Makuake」でお披露目してからこれまでシリーズ累計応援購入総額5億円超、2021年には「日本ネーミング大賞」最優秀ルーキー賞を受賞など、寝具業界に新たな風を吹かせています。
 代表の川嶋さんは、独立する際に自身が抱えている「睡眠の課題」は「きっと多くの人が抱えているはずだ。」と考え、「Makuake」を通じて「ヒツジのいらないシリーズ」第一弾となるプロジェクト(下記画像参照)を実施。プロジェクトの結果を踏まえ、仮説が正しいことを確信した川嶋さんはそれ以降、「睡眠の課題」を解決することを目指したブランド「ヒツジのいらないシリーズ」として展開しています。


「みなさまがぐっすり熟睡できることは私たちの変わらない目標です。」
と、プロジェクトページでも想いを伝えています。

ブランドの成長と「Makuake」実施の関係性

「ヒツジのいらないシリーズ」はこれまで、その新商品すべてを「Makuake」を通じてお披露目してきました。なぜ、「Makuake」を活用するのかについて実際にインタビューをした際、川嶋さんはこのようにお話ししてくれました。

最初のデビューが「Makuake」だったのが大きいです。「ヒツジのいらないシリーズ」第一弾が多くの反響を集めたプロジェクトになったことで、メディアの露出に繋がり認知拡大ができました。

当然のことですが、まずはブランドや商品の存在を知ってもらわないと「応援」にはつながらず、結果として「ファン」も生まれません。川嶋さんは「Makuake」を通じて多くのサポーターに商品を、そして想いを知ってもらうことで「ヒツジのいらないシリーズ」の成長につなげたということが言えると思います。

さらに、川嶋さんは次のようにお話ししています。

(「Makuake」を通じて)「ユーザーからの意見をダイレクトにもらえる」ことが大きかったです。第一弾のプロジェクトで「高さが合わなかった」や「寝心地いいけど違和感感じる部分も...」という声を実際にいただき、新たなモデルの開発に繋がりました。誰が作ったのか、誰に意見を届けたらいいのかが可視化されていることもプラットフォームの大きな魅力として感じています。

ここに、「ヒツジのいらないシリーズ」のファンが増える鍵があります。
「Makuake」は応援コメントや活動レポート、Makuakeメッセージを通じてサポーターの声を直接聞くことができます。応援購入をしたサポーターは、商品の改善などの意見を積極的に実行者に届ける傾向があり、意見を反映させたプロジェクトには、よりサポーターの信頼や愛着が集まりやすくなります。
川嶋さんは、そんなサポーターの声に真摯に耳を傾け、誠実に商品改良に活かし続けているからこそ、サポーターの信頼を獲得し、その結果「ヒツジのいらないシリーズ」には多くのファンが生まれています。

サポーターに価値を届け続けることが愛されるブランドづくりにつながる

「ヒツジのいらないシリーズ」としてここまで成長してきた背景について、川嶋さんは私たちにもう一つ大事な観点を示してくれました。

「我々はブランドです」と言うだけではブランディングとは言えないと思っています。いい商品をしっかり届け、お客様に価値を感じていただくことがブランドにつながると考えています。

「ファンづくり」と「ブランディング」というテーマは密接な関係があることは一般的に知られているところかと思います。「Makuake」を通じてブランドのファンをつくりたいというニーズがあるのも事実です。「ブランディング」と聞くと、ロゴやデザインなど目に見える表現の部分が重視されがちです。もちろんそれらの要素も大事なのですが、忘れてはいけないポイントとして「サポーターに価値を届ける」ということ。それを「ヒツジのいらないシリーズ」は続けてきました。その結果、多くのリピーターを生み、ファンが増え、ブランドの成長を支えてきた背景があります。

「睡眠の悩みをサポートする」という軸をぶらすことなく、「どうやったらサポーターに価値を届けることができるか」を考え抜く。
これまで、26回にわたる「Makuake」でのプロジェクト実施はそのプロセスをまさに体現しています。

まず、「睡眠の悩み」という課題を解決するために商品を開発し、「Makuake」に挑戦し、サポーターからの共感を得る。次に、実際に商品を体験しサポーターに価値を感じてもらいブランドに対する愛着や信頼を得る。そして、サポーターの声に耳を傾け、積極的に商品開発に活かし、また新たな挑戦を「Makuake」で実施する。

このサイクルを回すことで結果的にファンが増え、愛されるブランドへと成長していくという一連のストーリーは、「ファンづくり」を考えるにあたってとても多くの学びがあるのではないでしょうか。


最後まで読んでくださったみなさま、本当にありがとうございます。

ぜひ、リクエストや感想をコメントにお寄せください!
また、「スキ」、SNSでのシェアもよろしくお願いいたします!