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Makuake物流通信~物流から見たSDGs編~

「Makuake」でプロジェクトを実施中の実行者の皆様、こんにちは!マクアケの配送アドバイスチームです。
今回は「Makuake」でプロジェクトを実施する上で、SDGsに関して実行者の皆様に意識いただきたい点についてご紹介します。
まず、SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。
SDGsは17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されています。
ここでは「Makuake」での応援購入とも関わりが深い「つくる責任 つかう責任」と「気候変動に具体的な対策を」の2つの目標に注目し、「Makuake」を通じて、そして物流観点から何ができるのかを一緒に考えられればと思います。

「つくる責任 つかう責任」への意識

「つくる責任 つかう責任」は持続可能な消費と生産を構築するための目標です。
少ない資源でより多く、より質の高いものを得られるような生産と消費のパターンを作り上げることを目指しています。
この目標を達成するためには、生産者である実行者の皆様は、限られた資源の中で無駄なく必要な分だけを生産し、環境だけでなく生産に関わる人々の人権にも配慮する必要があります
「Makuake」はまだ世の中に一般流通していない「新しいものやサービスとその背景にあるストーリー」を応援購入するという新しいお買い物体験を提供しています。「Makuake」はサポーターが応援購入をした数量を生産して届けるという、受注生産方式の仕組みのため、生産者に求められる責任と非常に相性の良いサービスです。
実行者の皆様視点の「価値あるもの」が本当に世の中において「価値あるもの」とされているかの答えはサポーターが持っています。サポーターから見て「価値ある」リターン品と捉えていただけるようにプロジェクトの魅力を十分に伝え、サポーターとの適切なコミュニケーションを意識しましょう。

「気候変動に具体的な対策を」への意識

温暖化対策も大きな目標の一つです。直近30年間の日本の熱帯夜の平均日数は、1910年から1940年の30年間の平均日数の約2.7倍というデータも確認されています。
このような気温上昇への対策として、二酸化炭素(CO2)をはじめとする温室効果ガスの削減を意識する必要があります。
普段何気なく使われているプラスチックは軽い、耐久性が高い、加工しやすいなどのメリットがある一方、自然分解されず、環境中に流出すると半永久的に残ってしまう点が大きな問題です。また、放置されたプラスチックごみが劣化する過程で、メタンなどの温室効果ガスが発生し、廃棄のために焼却される際のCO2の排出などが問題になっています。
実行者の皆様がリターン品を包装する際に使用するビニール袋もプラスチックごみの一つになってしまうので、本当に必要なものかどうか今一度意識をする必要があります。

具体的な取り組みの紹介

私たち一人ひとりにできることは小さいかもしれませんが、全員で取り組めば大きな力になります。些細なことからでも「Makuake」実行者の皆様一人ひとりでできることから始めていきましょう。

誤配送・再配達防止

リターン品の多くは宅配便でトラックを使用し配送されていきます。トラックを使用した際に排出されるCO2の排出量削減を実行者という立場から取り組むことが可能です。
プロジェクト終了後、商品の生産と配送にそれぞれ取り掛かるかと思いますが、その際に住所記載の不備等がないか確認を徹底し、リターン内容の入れ違いがないかの注意が必要です。
システムを用いて人的ミスを防ぐことも予防策の一つです。
無事発送を完了させたとしても受取人であるサポーターの不在により、再配達が発生してしまうことも考えられるので、サポーターがリターン品を応援購入する際の選択項目に受け取り希望時間帯を設定することや、発送後に活動レポートやメッセージ等でサポーターへ事前にお知らせすることをおすすめします。

エコ梱包資材の利用・過剰梱包の防止

温室効果ガスを排出してしまう資材の使いすぎに注意しましょう。
リターン品が濡れないようによく使用されるものにOPP袋での包装がありますが、植物由来の成分が含まれたOPP袋を使用するなどのエコ資材を代用するなども一つの手です。
しかしながら、プラスチックごみの排出を避けて、紙資材を代用すれば大丈夫ということでもありません。
リターン品を綺麗な状態で届けるために多くの包装をしたくなってしまいますが、あえて簡素な梱包でお届けすることも選択肢の一つです。その際にはプロジェクトページにてサポーターへのアナウンスも忘れずに記載しましょう。

以上、今回は「Makuake」でプロジェクトを実施する上で、SDGsに関して実行者の皆様にご意識いただきたい点についてご紹介しました。
過去の記事では実行者の皆様にお役立ていただけそうな物流に関する記事を掲載しておりますので、リターン配送時には是非色々な記事をご参考にしながら配送を進めてください。

配送作業については全て実行者の皆様での対応となりますが、
リーズナブルな価格で、安心してお任せできる配送代行サービスをご紹介可能です。
詳しい内容はヘルプページをご確認の上、フォームよりお問い合わせください。
■ヘルプページ
https://mkhelp.makuake.com/hc/ja/articles/13898810491289

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