Makuake物流通信～商品カテゴリ別の梱包②～
「Makuake」実行者の皆様、こんにちは！マクアケの配送アドバイスチームです。
前編の「梱包の基本」と「食品梱包」に引き続き、今回は「コスメ」と「ファッション」、「プロダクト」の梱包についてご紹介します！
コスメの梱包について
コスメは液状のリターン品であることが多いです。万が一、液漏れや外部からの影響で濡れないようにOPP袋などのビニール袋に入れて安全に配送ができるようにしましょう。
衝撃にも備えるため、プチプチなどでリターン品を包装して、梱包をしましょう。
コスメは小さいものが多いのも特徴の一つなので、封筒で配送する際にはクッション封筒を選ぶことをおすすめします。
ファッションの梱包について
コスメの梱包と同様、リターン品は濡れないようにOPP袋などのビニール袋に入れましょう。Tシャツやパーカーなどのリターン品は畳んで届けることがほとんどですので、シワやヨレが付かないようにリターン品のデザインや素材の特性を考慮して畳み方を工夫しましょう。
ただし、ファッションは液漏れや破損の心配が低いカテゴリであり、最近ではSDGsの観点からどの商品にもビニール袋に入れなくても良いという考え方もありますので、過剰な資源を使わないことも検討しましょう。
帽子など型崩れがしやすいもの
帽子は型崩れしやすいものが多いです。
そのため、帽子の中に更紙などの緩衝材を詰めて、形状を保つようにしましょう。
また、帽子を段ボールに入れる際や、ダンボール内で動かないように同梱する緩衝材も、詰めすぎないようにある程度ゆとりのある大きめのサイズの段ボールを選定することをお勧めします。
スニーカーなども型崩れしやすいため、同様の梱包をしましょう。
ダウンジャケットなど膨らみやすいもの
膨らみやすいものはサイズが大きくなり、配送料金が上がってしまうことに気をつけましょう。リターン品がきれいな状態でサポーターへ届くことを前提に、圧縮袋などを活用して、配送サイズを小さく設定する工夫をされても良いと思います。
プロダクトの梱包について
PCなどの精密機器や電化製品は衝撃や水濡れにより故障してしまう可能性が高いため、取扱いには十分に注意しましょう。
プチプチ包装を二重巻きにする、プチプチ素材を大粒なものを選定するなど工夫していきましょう。
また、パソコン専用の段ボールなど、プロダクトに合った既製品の発送資材も多く販売されているため、検討することをおすすめします。もし、特殊な形状のプロダクトの場合は、オーダーメイドで発注することも可能です。しかし、オーダーメイドで発送資材を製作することはコストも上がっていきますので、事前に収益計算をしておく必要もあります。
なお、梱包に関することではありませんが、リチウムイオン電池などが入ったリターン品は、航空機輸送に制限があります。海外で生産したリターン品を輸入して配送する場合には、必ず事前に確認するようにしましょう。
以上、今回は前後編に分けて、商品カテゴリ別の梱包方法についてご紹介しました。
Makuake物流通信では、今後も様々な物流知識と役立つ情報をお届けしていきます。
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