#6 「悲しいときは悲しいと」

悲しいときは悲しいと
思っていたほうがいいの
何処まで自分が本当か
大人になるほどわからないけれど
今考えておかないと 
もうこの気持ち失ってしまう
時間に流されて流されて
今まで沢山の事そうだったように

悲しいことは悲しいと
どうしようもないことはどうしようもないと
わたしのことは忘れないでと
あなたのことは忘れないと
みんな同じ気持ちだと
素直に感じていよう今は

いろいろなこと
全部そのまま置き去りになって
きっとみんなまだ あなたのことを待っている

悲しいことは悲しいと
思っていたほうがいい
そうしないと取り返しのつかないことになる
いつかきっとそう思う
もう二度とあなたには会えないから
あなたはいつかわたしの思い出になる
いつの間にか思い出になる
それは何だか不思議な現実
もう二度とあなたには会えないから

(1993)

※【解説編】はこちら

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