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暮らしの中にぴったりはまる物作り

ちょっと本題に入る前の前置きが長すぎて申し訳ないのですが、、、
最近、少し前に左の下の奥歯のそのさらに奥、最後の親知らずがうずき始め、飲むのを躊躇いながら鎮痛剤に手を出しました。
先週行っていた出張中も痛みはいつも一緒に居て、食事もろくに摂れず、帰ってきてすぐにレントゲンを撮りに。

日本だったら歯医者にまず行くのが普通かもしれませんが、この町は歯医者さんにレントゲンが撮れる機材がない事がほとんどなので、歯医者に先に行っても必ず別の場所にあるレントゲン写真専門の施設に撮りに行ってきてから戻ってきてと言われるので、面倒なので1番最初にレントゲンを撮りに行きました。

特に歯科医の指示がなくても、そこへ行ってお金を払って名前や住所、電話番号を記入するだけで、プリクラ並にサッと撮ってくれました。

スタッフは1人。受付もするし撮影もしてくれるし、その後私のレントゲンを見て色々アドバイスまでくれました。
しかも料金は250pesos、約1300円くらい。安いなーと思いましたが、
安い理由はプリントしないから。
撮影したデーターをサッと私のWhatappに送ってくれるんです。(日本で言うLINEみたいなアプリ。)

見た所、真っ直ぐ上に向かって生えてるようだったので「抜かなくていいかな?」と聞くと、顎の中に収まってないから抜いた方がいいと思うと言われ、とにかく歯医者に見せにいくべきよと勧められて渋々と歯医者へ。

友人に前に勧められてた歯医者さんに行って受付でレントゲンを見せると、ドクターにどうするべきか聞きに行ってくれて、そこで他の専門医の名刺をもらい、今度はそちらに。

そこでもレントゲンを受付で見せて、今度はドクターのWhatappに転送してと言われ、普通はアポイントが無いと受診できないんだけどたまたま先生の時間が空いてるから見てあげると言ってもらえて、問診票を記入して診察室へ。

レントゲンを見てもらい問診を一通りしながら、
「抜かなくても良い方法はないか」と何度も聞いたけど、答えは「ノー」

私は9年前に沖縄で路上でアクセサリーを売って生活してた頃、右の上下の親知らずの抜歯をしていて、その頃のトラウマがあって本当に抜歯は嫌で、
その頃まだアクセサリー作家として暮らしてくために必死で、お金もなかったし、頼れる人も周りに全然居なくて、知らない土地で不安だらけの初抜歯。
当時日本に帰国したばかりで、すぐにまた海外に出る予定だったので、国民健康保険にも入ってなくて、1番安い手法で抜いてもらって、保険適用外の薬や、アフターケアなしで、お願いしてて、、若さ故の無謀な暮らしっぷりでした。
先生が不憫に思ってくれたのか無料で薬を出してくれたりして。
抜歯後は腫れと痛みで買い物にも行けず、
お母さんが遥々神奈川県から段ボールいっぱいの柔らかいインスタント食品やゼリーを送ってくれたのを今でもはっきりと覚えてます。

そうは言っても今の時点でかなり痛いので抜いても抜かなくても痛いわけなので抜くことにしたんですが、抜歯などを専門としたプロのクリニックなので、なんと静脈内麻酔下で手術してくれるオプションが選べるんです。
要は無痛抜歯と言われていて、抜歯中の記憶もほとんど残らないらしい。
寝てるような感じとのことで、
手術中は全身をモニターしながら安全に抜歯をしてくれるようです。

そんなわけで付き添いの人が必要だったりするんですが、抜歯への恐怖が半減されました。

通常の歯茎に麻酔を打ってする抜歯だけなら、2000ペソ、11,000円程ですが、
静脈内麻酔はオプションで別途4500ペソ、24,750円かかるそう。

もちろん高いって言ったら高いけど、恐怖には勝てません。
まさかのこんなオプションが用意されてることに感謝しかありません。
普段ものすごく質素に暮らしてる分、ここはしっかり使うところかなと思います。

あと、4日後、早く痛みから解放されたいーーーと願うばかりで、
明日の自分の誕生日がものすごくかすれて見える今日この頃。

35歳、なんだかとっても節目を感じる年齢になります。
後何年生きていくのか分からないけど、ここから先、もっともっと手作りの暮らしを楽しんでいきたいって言うのが1番の理想。

出来る事、作れるものを増やして、常にチャレンジして日々を過ごして生きたいなと思います。
それは決して大きなチャレンジということばかりでなく、日々を彩る小さな幸せを作る小さなチャレンジを日々積み重ねていきたい。



そう思いながら今日もちびちびと自分のための物作りをしています。

今日はそんな小さな暮らしの中にぴったりはまる物作りお話。
昔から私は籠が好きで、竹籠、松の葉の籠、布を織った籠、椰子の籠、ラタンの籠などいろんな素材で出来た籠、可愛いい籠を見るとすぐに欲しくなってしまいます。

ただ籠との出会いは運命だと思うので、用途を考える前に買ってしまうことがほとんどで、家に帰ってから、何を入れようか考えたり、他の籠から移動させたりとそれも楽しいんですが、
ここの棚にぴったりハマる籠が欲しい!!と思っても、希望サイズぴったりの籠ってなかなか出逢えないんです。

だけどちょっと前に、自分のYouTubeチャンネルの関連でよくマクラメの動画が出てくるのですが、その一つにMacrame basketの作り方を公開してくださってる方がいて、一つ試しに作ってみたんです。

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試作なのでちょっとヨレッとしてしまってますが、この作りならいくらでも自分の欲しいサイズを調整して作れる!!!と分かってとってもワクワク!!

カトラリー用に長方形に作ったり、素材を変えて大きなランドリーバスケットを編んだりも出来ます。
私が持ってるコットンロープは少し細めなので、気が遠くなる作業を想定して、糸を二本取にして編んだので、厚みが出て芯が入ってなくてもしっかりと立ち上がってくれました。

いろんな籠の編み方があると思いますが、底の作り方がとても簡単かつ綺麗に収まるのでとても気に入りました。
次は動画と同じくらい太いコードでもう少し大きいのを作りたいなと思います。

ジュエリー以外にもマクラメの技法は自由に欲しいものを立体化出来て本当に素晴らしいなと思います。

マクラメと出会って11年が経ちましたが、日々まだまだだなと知る事ばかりです。

動画は何語でしょうか?言葉は1ミリも分かりませんが見てるだけでも誰でも出来るかと思います。
希望サイズぴったりのバスケットをお探しの方、是非お試しを◎


今日も最後まで読んでくださってありがとうございました*


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