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【イベントレポート】この仕事の話を聞いてみよう〜ディレクター編〜

みんなが気になるお仕事について、実際にそのお仕事をしている方をゲストをお招きしてお話を伺うイベント「この仕事の話を聞いてみよう」。

SHElikes コミュニティーで5/3〜5/16 の期間で行われてきたこのイベント。今回は、5/16に行われたイベント最後のディレクター編の模様をお届けしていきます!


【ディレクター編ゲスト マルチディレクター さとちんさん】


「この仕事の話を聞いてみよう」の集大成を飾るディレクター編。
ゲストには、ディレクター×デザイン×ママの3足のわらじを履く、さとちんさんをお迎えしました。

不動産の営業事務などの異業種やヨガスクールのデザイナーを経て、現在、開発サポート会社で主にディレクターとして活躍されています。

イベントは、パネルディスカッション形式。「ディレクターってどんなお仕事をしているの?」など。ディレクターについて、丁寧にたくさんお話してくださいました。



【パネルディスカッション〜お仕事について〜】

ーー前職でディレクターに繋がるものはありましたか?ディレクター職を始めるきっかけは何でしたか?

営業事務だったので、毎月同じことをやるという感じでした。ディレクターに繋がるということは、さほどなかったです。

ディレクター職自体は、プライベートで雑貨制作と他のクリエーターさんたちと委託販売もしていました。そのときに、共同販売するときの規約考えたり、配送方法を考えたりと。

そこがディレクションなのかなと思い、「案外ディレクションできるんじゃない?」と思ったのがきっかけです。


ーー今、具体的にやっているディレクションは何ですか?

今やっているのは、Webサイトのデザインをするときのディレクションをしています。

クライアント様から「こういうのほしい。」などの要望に対して、ディレクターが提案。希望が一致したときに、制作側としてお仕事を受け持ちます。

そこから、サイトを作るということを通じて、イベントをしたり、書類を作成したりと。細々したことをしていますね。


ーーディレクターをしていてよかったと思うことは何ですか?

いっぱい案件を貰うのが好きで。ディレクターをしているといろんな案件を取れるんですよね。

クライアント様がほしいものに対して、一括で手配して制作という提案がすぐにディレクターだとできるかなと思っています。

私が一括で受けて、デザイナーさんに指示出したりするので、トンマナが統一されます。バラバラで依頼するよりもクライアントさんも楽だし、私もうれしいです。

ーーディレクターをやっていて難しいと感じることは何ですか?

仕事の内容を知らないとダメということですかね。クライアント様がサイトを通してしたいことを、ヒアリングをしていかないといけない。そのイメージがぼんやりしている方が多いので。

そのイメージを深堀りするときに、相手の業界も知っていないといけないので、本を読んでインプットしてという感じですね。

ーー仕事をしている中で大切にしていることは何ですか?

ほとんどチャットでのやり取りになるので、読んだらすぐスタンプつけるとか、ひとこと返信したりするなど。安心してもらえるように、コミュニケーションが円滑になるようにしています。



【パネルディスカッション〜未経験からディレクター職へ〜】

ーーどれくらいのレベル・経歴ではじめていいの?身につけておくといいスキルは?

みんなディレクションしていると思うんですよね。なので、あまり関係ないかなと思っています。

制作会社とかだと一定の分かる人を求められていると思うので、制作側をしたことがある人がなっていく工程が多いのかなと思います。

でも、私も独学だったり、フリーランスの人もいるので、そういう人は始めていいんじゃないかなと思います。勉強しながら、という感じです。


ーークリエイティブの勉強をしている人は少し発展して、挑戦しやすいということもありますか?

そうですね。全然しやすいと思います。例えば、デザイナーでないとなかなか難しいなということもありますし、デザイナーがディレクターをするメリットもたくさんあると思います。

ライターさんもそのほかの分野の方も、みんなできると思います。できない部分は聞いたり調べたりして進めていくイメージです。

相手が話をしやすい環境をつくるというのも大事ですし。周りを巻き込んで進めていますね。


ーー未経験をカバーするためにアピールしたことは?

最初はみんな未経験なんですよね。案件を受けて、その業界のことを知らないこともすごくあって。相手の話を理解するために本をすごく読んだりとか調べたりします。

なので、あまり未経験ということは気にしなくていいと思います。アピールするというか気にしないようにしています。「私は大丈夫!」と堂々としていますね。


ーー自信がないオーラを出さずに面接をくぐり抜ける方法を教えていただけると嬉しいです!

まず、サンプルっぽくない入稿したようなものはいくつか制作しておいたほうがいいかなと思います。

でも、実務経験よりもコミュニケーションスキルかなと思っていて。人当たり、印象がいいと技術的粗があっても直してくれそうだななど。素直さを持っている人はいいかなと思っています。


ーーどんな人が向いていますか?

スタンプ1つでもいいので、レスポンスが早い人。相手がどう捉えるかに関して、なんとなく気遣いできる人がいいかなと思います。

あとは、色んな人の言葉を拾い集めてまとめることのできる人。議事録取る人はいいんじゃないかなと思いますね!


ーー最後に シーメイトさんへのアドバイスをお願いします!

まずはやってみる。駄目でも仕方ないと折り合いをつけれたらつけてもらって。でも、折り合いがつけれるどうかはやってみないと分からないと思います。

フットワーク軽く、いろんなことに挑戦していくといいかなと思います!



他にもお伝えしきれないほど、一つ一つのパネルに丁寧に答えてくださったさとちんさん。

参加者からも様々な質問が寄せられ盛りだくさんとディレクター職に関して理解が深まるイベントとなりました。

さとちんさんの前向きな気持ちを元にした体験談で、アットホームで参加者の気持ちが晴れやかになるようなイベントという印象でした。

ディレクターに少しでも興味あるあなた。さとちんさんのお話を聞いて、前へ踏み出してみませんか?

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